自分の中での矛盾ってありますか?
いよいよ2022年に突入しました。
突入と同時に仕事に忙殺され気味の私ですが、瀕死状態のの宿泊業に携わっているだけに、致し方ないかなとも感じます。
重症化の恐れは低いとはいえ、感染者激増中。
また、忙しく動くだけ動いて実にならない予感が新年早々しますが、「何とかなる!」を信念にやっていくしかなさそうです。
さて、年初は「あれやろう!これもやろう!」と色々決意する時期かと思います。
昨年は「ブログを始めてみたい!」と思い、ブログを始めました。
最初は100日連続投稿を目指し、それも無事成し遂げることが出来ました。
今年も新たに色々挑戦したいと考えておりますが、経営陣の焦りから「あれやれ!これやれ!そしてこれも!」のようなトップダウンの雨霰、、。
心に余裕が無いと本当に思考って停止する気がします。
経営層含め会社のWEB会議でも焦った感満載。
それが上から徐々に私たちに伝わり、完全な負のスパイラル。
人間の気持ちって周りの雰囲気に左右されますね。
話が新年一発目から逸れてしまったので本題に戻ります。
今回の内容ですが、自分の中での矛盾についてお話させていただきます。
自身の矛盾とは簡単に言うと二重人格的なことです。
皆様の中にもあるかと思うのですが、例をあげていきたいと思います。
矛盾その1
※夜道や夜の墓場は全く怖くないのに、お化け屋敷は異常に怖い!
今まで生きていて、ひとりで真っ暗な夜道を歩いていても怖いと感じた事は一度もありません(もちろん夜の山道とかはどんな獣が出てくるか分からないので、そこは別問題として)。
あと、私の前の実家の近くに墓地が歩いて7~8分のところにあったのですが、夜中とかにひとりで考え事をしたい時には歩いて良く墓地に行っていたので、夜の墓地も全く怖くありません!
そんな私なのに「お化け屋敷は絶対無理!」なんです。
なぜ無理なのかと言いますと、「わざと驚かせようとしてくる作りになっているから」です。
夜道は全く怖くない私ですが、物陰から音もなく現れる人は異常にビビります。
お化け屋敷はそれを音や照明を巧みに使い、急に人を驚かせるのが目的のアトラクションです。
だから「いつ来る?いつ来る?」と身構えてしまうため、正直前に進むことが出来ません。
かなり昔、一番最初の妻とデートの時に、流れでお化け屋敷に入る事になったのですが、最後は3つの扉から出口を探さないといけない仕組みで、あまりの怖さに彼女に思わず「先に行って開けてみて!」と懇願しました(情けないですね)。
そこは彼女の勘の良さで一発で出口を探し当てた訳なのですが、その情けなさからお化け屋敷というアトラクションは規模を問わず、それ以降入ったことが一度もありません。
そこで見捨てられらなかったのは、普段は暗がりとかでしっかりと彼女をエスコートして上げていたからでしょうね。
※ちなみに驚かせるのが目的であるホラー映画も観ません。
矛盾その2
※高所恐怖症にも関わらず、ジェットコースターやビルの屋上からの眺めが好き!
これも自身の中で不思議です。
私は断崖絶壁に近づくことも出来ませんし(せいぜい1m手前が限界)、吊り橋も真ん中しか歩けないくらい高所恐怖症です(吊り橋でもやたら木と木の間が広いやつは無理ですが)。
ご存知の方も多いかと思いますが、東京タワーの展望台にガラスの板のみが床にあるスペースがあります。
私はそこには絶対に立てません(何かの拍子に抜けるという恐怖が先にきます)。
そんな私なのに絶叫マシーンと呼ばれる類のものには平気で乗れるんです。
有名なところで言いますと、富士急ハイランドとかの絶叫マシーンも平気です。
その違いはいったい何なのか、未だに私には分かりません。
ただ関係あるかどうかは別にして、私のジェットコースターデビューは今の私の息子の年令とほぼ同じの3才でデビューしています。
私が3才になる年は昭和でいうと47年で、西暦ですと1972年です。
当時の私は父の故郷である東京に住んでおり、母と2人で後楽園遊園地に遊びに行った際に、母が大のジェットコースター好きで、係の人に無理にお願いして乗せてもらったのが最初です。
母も後先考えないといえばそうなのですが、私に「ここを終わるまでちゃんと強く握っておくのよ」と言い、バーを必死に握っていた記憶がうっすらと残っています。
子供の頃は素直すぎなくらい素直だった私はめいいっぱい力を入れて、鉄のバーを終わるまできちんと握っていたそうです。
コンプライアンスに何かとうるさい今の世の中では考えられない、今となってはいい思い出です。
そこで鍛えられたのもあったのか、高所恐怖症なのに絶叫マシーンでどんなに高く上がろうが平気な私です。
ちなみに気球のようなものに乗り、上下運動する乗り物(名称が分かりませんが)は無理です(途中風で放り出されそうなイメージが湧き、恐怖しかありません)。
要するに囲まれているものや、絶叫マシーンのような固定される器具があるものは、何となく自身の中で安心感が生まれるといった感じですかね。
矛盾その3
※大勢でいると控えめな行動を取るのに、一人だと大胆な行動に出る!
私は基本的に平和主義者です。
酒も一滴も飲めないので、年中しらふ状態ですし、気持ちが大きくなることもありません。
なので相手に何を言われようと、そこで腹が立つということはほとんどありません。
そこは接客業に従事している事も関係しているかもしれませんが、そんな私も大胆にキレる場面もありますので、キレた例を2つほど取り上げます。
切れた場面①
私は東京在住の時に京王新線という私鉄の初台駅の近くに住んでおりました。
職場は新宿でしたので1駅だったのですが、言わずと知れた大ターミナル駅新宿です。
通勤時間帯であれば乗車率もかなり高く、駅で降り口のドアに立っている人が一度降りないことには人が出れません。
その切れた時は私が新宿駅で降りようとした時に起こります。
ドアは真ん中から開くタイプで、私はドアの開口部の2人目に並んでいました。
「しんじゅくー。しんじゅくー」とアナウンスが流れドアが開いたときです。
なんと目の前にいるまあまあガタイのいい男(悪く言えばデブ)が降りずに出口を塞ぎ立っています。
私の後ろからは何で進まないんだという殺気がビンビンに伝わってきます。
まだスマホも無い時代。
その男は空気にも気づかずただただドアを塞いで立っています。
車内の雰囲気にいたたまれなくなった私は「すいません!すいません!」とその男に言います。
それでもどきません、、、。
もう一度、さっきより大きな声で「すいません!!すいません!!」と言いますが、その男は全く気づきません(それか聞こえているけど、自分じゃないと思っているのか)。
そこへ怒りの神様が私に降りてきます。
そして
膝を使い、思いっきり男の尻を蹴ります!
すると男は、ワニワニパニックか!(知らない方はすいません)という体つきに似合わない甲高い声で「いてっ!」と言います。
そして私は「いてっじゃねえよ!てめぇがドアを塞いでっからみんな出れねえんだよ、このデブ!」とその男に言い電車を降ります。
私が睨みつけながら電車を降りると、後ろから雪崩のように人々が一斉に降りだしたため、特に揉めるということはありませんでしたが、気をつけないといけないなと思った瞬間でした。
切れた場面②
これは3番目の妻と福岡市に住んでいた時の事です。
住む駅の近くのコンビニで事件が起こります。
そのコンビニは駅に近いということもあり、電車の到着時間と重なるとかなり混雑するコンビニで、私が行った時も店内はかなり混雑していました。
私はその日は休みで、何を買ったかは覚えておりませんが、買う物はひとつだけだったため、商品を手に取りレジに向かいます。
すると、ある老夫婦がカウンターに二人で横並びになり、自分たちのバッグから何やら色々な物を出してレジのカウンターを占領しています。
何が発端かは分かりませんが、夫婦で店員さんにずーっと絡んでおり、私はその後ろでしばらく(2分から3分程度)様子を見ていました。
それでもなかなかその夫婦の怒りは収まらないようで、グダグダ言いながらようやく会計を済ませます。
私は「はー。ようやく会計したな」と思い、進もうと考えますが、会計が終わってからもその夫婦は店員さんに対しグダグダ言い続けています。
私は「えーーー。何言ってんだろう」とちょっと困惑顔になり、それに気づいたのか
店員さんも後ろに並ぶ私を見て困った顔で軽く会釈をします。
その会釈を夫婦の旦那さんが気になったのか、後ろを振り返り一度私の顔を見ます。
その時に私が並んでいることに気づいたはずなのに、それからまたグダグダ始めてしまいます。
「さっき俺をみたのに、何でかなー」と呆れます。
さらに3分ほど経ち、私もおもむろに後ろを振り返ります。
すると
10人以上列をなしているではありませんか。
会計は終わったはずなのに、何なんだこの人たちは!
そしてまた電車の時のように
怒りの神様降臨です!
「おじさん!会計終わっているよね。邪魔だからレジ開けてくれる?」
「後ろ見てみろよ!こんなに人が待っているじゃねえか。早くどいてくれ!!」
するとその男性は
「きさん!なんば言いよっとか!」と逆キレです。
私も私で
「あーーーーーっ。迷惑なんだよ!見てみろよ。てめぇらのせいで、こんなに人が並んでいるんだよ。グダグダ言ってないで、早くレジを開けろ!邪魔なんだよ!!!」
すると今度は奥さんが
「あんたも失礼な人やねー」
そして旦那は
「こいつ、せからしか!」
そして私
「はーーーーっ???何を言ってんのおじさん。俺が言うことが気に食わないなら、俺を殴れば??はい、どうぞ。ほらほら、はい、どうぞ」と言い、そのおやじの顔の前に私は顔を出します。
すると
「こいつ頭がおかしか!」
と最後に言い、ようやく店から出ていきます。
一連の流れを見ていた他のお客さんから拍手が起こり、店員さんにも「本当に恐くて訳分からないし困っていたんです。助かりました。ありがとうございます」とお礼を言われましたが、私がこれを望んでいたことでもなかったので、非常に恥ずかしい思いだけが残りました。
最近の流れでいくと、一歩間違えば刺されていたかもしれません。
決して正義感を振りかざしたい訳でもなく、群衆の見えない圧力に私が勝手に特攻隊長になったのかもしれません(境界性パーソナリティー障害の気も)。
ただこれは完全に父親譲りですね。
父は正義感の塊で、銭湯、駐車場、ショッピングセンター等の公共の場で、勝手な行動を取る人に対し、わざわざ文句を言いにいっていました。
私は息子に対し、あまりそんな姿は見せたくはありません。
妻と息子を守るため以外では、むやみに他人と争うのは止めようと今は思っております。
最後までご覧いただきありがとうございました!
良い一年にしたいですね。