ある男の幸せ追及と子育て日記

元役者で転職15回、結婚4回、50歳を過ぎて初子育てと、何かと波乱万丈な人生を歩んでいます。子育てや所感を中心に人生の幸せを追求していきます!

子育てはヒヤリハット活動の連続

※ミニチュアの世界をじっくり観察する息子

いよいよ9月に入り、今年も残すところ1/3ですね。

私が勤めている会社も綱渡り状態は続いておりますが、何とかギリギリ持ちこたえております。

ただ、資金繰りの為の債務が増えているのは事実ですし、まだまだ安泰とはいかない状況は続きそうですが、私は経営者でもないですし愚直に業務をこなしていこうかと思います。

 

さて今回の話は「ヒヤリハット」についてです。

すでにご存知の方も多いでしょうが、内容を簡単に説明しておきます。

 

ヒヤリハットとは

危ない事は起こったが、幸い災害には至らなかった事象のことを言います。

 

子育てをしているといつも付きまとうのは「子どもの安全確保」です。

子どもは好奇心が旺盛な分、興味があるものが目に移った瞬間に自分の欲望のままに行動します。

もちろん好奇心旺盛なのは大歓迎なのですが、あくまでそれはそれであって、親は「子どもが安心して行動出来る環境」を子どもの状況を常に見定めなければいけません。

特に我が家のようにまだ3歳になったばかりの子には、そこまでの判断能力はさすがにありません。

 

最近でもお母さんがお風呂に2歳の男の子とそのお姉ちゃんを入れ、2歳の男の子をひとり部屋に戻し、お姉ちゃんにドライヤーをかけている最中にその男の子が自分で外へ出てしまい、その後行方不明になるといういたたまれない事件がありました。

ちょっと目を離した隙にまさかの事態が起こります。

未だ見つかっておりませんが、親御さんは生きた心地が全くしないのではないでしょうか。

 

私も自分に置き換えると後悔しか浮かばないかと思います。

「どうしてあの時に目を離してしまったんだろう、、、」と。

 

私はこのブログで何度も申し上げておりますが「非常に細かいことが気になる」性分の持ち主です。

なので息子と外に出る時は特に細心の注意を払い、常に「ヒヤリハット」を意識しながら行動しております。

 

①散歩や遊びに行った時

息子が気になる景色を知り、私が改めて自然や街の風景の良さに気づかされたり、大人にとってはただの公園が子どもにとってはテンションが上がる要素が満載等、大人の私がすっかり忘れ去ってしまった思いを思い出させてくれるのが幼い息子との外出です。

その楽しく幸せな時間にもやはり危険は潜んでいます。

それは以下のような事です。

 

・普段見通しの良いところや、公園でほとんど人がいない時は自由にさせられるが、見通しの悪い交差点に差し掛かる時や、車の往来が多いところではしっかりと息子の手を握り、車が来る可能性が高い側(車道側)を必ず自分が歩く。

万が一車が突っ込んできたとしても、最悪息子だけは回避させる事が出来る。

・息子より大きな子がボール遊びなどをしている時や、自転車で走り回っている時などは息子に「あっちが楽しそうだから、あっちに行ってみようか」と言い、わざわざごちゃごちゃした場所に留まらない。

それによりボールが飛んできたり、自転車に衝突する可能性を無くす。

 

②スーパーやホームセンターの駐車場で

先日も私が良く行くスーパーの駐車場で小学生の男の子がはねられる事故がありました。

それぐらい駐車場は危険な場所だと私は常日頃から思っています。

みんながみんな運転技術に長けているわけではないですし、特に最近はミニバンやSUVブームもあり、前方後方左右の視界が悪い車が多いです。

息子のように104cmの身長では、車の近くにいるとドライバーからは全く見えませんし、誤って車の前後に立っていたのであれば、発進時や後退時にはねられてしまいます。

あと、駐車場内にも関わらず猛スピードで突進して来る車も少なくありません。

駐車場は非常に危険な場所だと私は感じております。

そこを踏まえた上で私はいつも以下のように心がけております。

 

・息子が乗る後部座席のドアはチャイルドロックをかける

そうすれば息子が自分からドアを開けて外に出ることが出来ない。

 

・息子をチャイルドシートから降ろす前に必ず私は周囲の確認を行い、車の往来が少なくなった時点で子どもの乗っている後部座席のドアを開ける。

また、駐車台数が多い場合はあえて入口から離れた空いている箇所に車を停める。

 

・車から息子を降ろして車をロックする時は、必ず息子の手を握ったままロックをする。

一瞬の隙に急に走り出して他の車にぶつかる可能性を防ぐ。

 

③人ごみの中を歩く時

子どもの身長では大人では想像も出来ない危ない世界が広がっています。

100㎝くらいしか身長がないと、大人の腰くらいまでしかありません。

キャリーケース、ショッピングカート、手に持ったままのスマホ等、顔や身体に直撃すると危険な物が子どもには前方から迫ってきます。

大人がみんな子どもが好きや、子どもの事を考えて歩いてくれる人ばかりではありません。

なのでそこは私の出番です。

 

・手をつないでくれる時は前方の様子を伺いながら、危険な物を避けて通れるようアシストする。

 

・手をつなぎたがらない時は、息子の後方にピタッとくっつくように歩き、相手の出方を見て息子の行く方向を両肩を右へ左へ向けて行く方向を修正してあげる。

 

エスカレーターやエレベーターで

エスカレーターはやたら急いでいる人がいますので、特に注意が必要です。

本来はエスカレーターを歩く行為は禁じられてはおりますが、急ぐ人には全く関係がありません。

だいぶ前の話ですが、息子が自分で歩き始めた頃の出来事です。

博多駅で息子とエスカレーターに手をつないで乗っていることがあったのですが、後方から歩いてきた人にあからさまに嫌な顔をされ、息子を抱っこして進路を譲ったことがあります。

最近幼い子に対して、いい大人があからさまに嫌がらせをする記事も目にします。

自分が自転車で歩道を走っていて、その前方に子どもたちが歩いており、それを邪魔だと感じたのか、子どもの思い頭を叩いたり、暴言を吐いたりと神経を疑う行動を取る大人がいます。

息子の場合は私と常に行動していますから、そんな行動を取る大人が出ては来ないかとは思いますが、念には念をという事で以下のような行動を取ります。

 

・息子もしっかりと歩けるようになったので、非常に混雑している時のエスカレーターでは私の一段前に息子を乗せ、縦に並んで乗るようにする。

 

・エレベーターは乗る時と降りる時が一番危険。

子どもは乗る時に早く中に行きたいという衝動に駆られます。

ドアが開くまで息子の手をしっかりと握るか、私がかがんで息子の目線に合わせ「もうちょっと待ってね」と伝えます。

そうしないと降りる人が出てきた時に息子がエレベーターに入ろうとすると、出会い頭にぶつかってしまう可能性があります。

 

・降りる時も同様。

いい大人でも降りるまで待てない人が沢山います。

ですので、息子が扉が開いた瞬間に飛び出してしまうと、乗る時と同じようにぶつかってしまう可能性があります。

 

⑤上り坂より下り坂が危険

ご年配の方同様に子どもも下り坂が苦手です。

上り坂ではこけたりつまずいたりする可能性は低いですが、下り坂ですと急に足がもつれてこけたりつまずいたりする可能性が高いです。

また、下り坂はスピードが上がるので子どものテンションも同時に上がり、ついつい調子にのりがちです。

なので私は以下のような方法を取ります。

 

・下り坂をどうしても駆け抜けたい衝動に息子が駆られたら、必ず手を繋ぎ「ふぅ~~~」と私が声を出し、スピードが出ている雰囲気を声で醸し出して速度を調整する。

 

・階段を早く下りたい時も同様で、私が「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」と手を繋ぎ声で躍動感を出してスピード調整をする。

 

⑥番外編

息子が最近電車に興味を持っているので、二人で電車に乗る機会が増えています。

電車のホームも危険がいっぱいなので、以下のように私は行動します。

 

・息子をホーム近くに行かせないようにする。

 

・電車がホームに入ってくる時はかならずかがんで息子の目線で両肩を抱く。

 

息子の目線に私がいると息子も安心するのか、ホームに近づきませんし入ってきた電車を見て私に「見て!見て!でんしゃきたね!」と興奮しますが、私の顔がすぐ近くにあるので行動は落ち着いています。

ホームで電車を待っている人の中で、そんな子どもと同じ目線でかがんでいる大人が見当たらないので最初は恥ずかしかったのですが、息子の安全のためなら恥も外聞もありません!

 

息子と外に出て遊ぶのはとても楽しい事ですが、息子の安全を守るという使命が私にはあります。

楽しさを求めてお出かけしたのに、、、なんて結果にならないためにも気が抜けないのが子育てです。

でもその安全を教えていってあげるのも親の役目です。

 

息子があまり話せない頃から信号機の前で「今、赤だから待ってね」「青になったね。周りを見て渡ろうね」と言い続けていたこともあり、最近の息子は「あ!赤」と信号機を見て言い、両手をクロスさせてジェスチャーで✖をします。

赤は止まれ、青はOKというのを理解している証拠だと思います。

 

大人に出来て、子どもに出来ないこと。

それは予測です。

子どもは興味があるものにすぐ飛びつくという純粋な心の持ち主ではありますが、危険を予測する事は出来ません。

楽しさを求めてお出かけしたのに、怪我や事故になってしまったら元も子もありません。

 

私は車の免許を取得してから34年間無事故ですが、それは私が車好きだからこそ危険予測にいつも気をつけていたからだと思います(後方から追突されるなどもあるので、もちろん運もありますが)。

 

車とは比べものにならない愛する息子。

息子が自立して学校に行き出せばどうしようもないですが、幼く私と妻と一緒でしかどこかに行くことが出来ないこの時期は、息子に危険が及ばないようヒヤリハット活動を続けていきたいと思います!

 

最後までご覧いただきありがとうございました!