ある男の幸せ追及日記

元役者で転職15回、結婚4回、50歳を過ぎて初子育てと、何かと波乱万丈な人生を歩んでいます。所感を中心に人生の幸せを追求していきます!

話し上手は気遣い上手!

※よく見ると実は怖い看板

この気持ちをどうしても伝えたい!

何が何でも自分の話を理解して欲しい!

こういう場合は意外と熱く語ってしまい、口から次々に言葉を発してしまいがちですよね。

私も昔はこのタイプの人間でした。

 

でも熱く語れば語るほど、相手は熱く語る人の熱量に押されてしまい、逆に何にも伝わっていないのが現実です。

でも話が上手な人はけっしてそういった話し方をしません。

 

話の上手な方はタイミング良く間を利用しています

歌もそうですが、必ず途中には間奏が入ります。

間奏が入ることでリスナーは「また来るぞ、来るぞ」と聴く態勢に変化するんです。

この手法と同様に、話も間奏的なものを上手く使う方は話し上手な人だと私は感じます。

 

私は現在営業職なので、様々な方たちとお話しさせていただく機会も多いです。

そんな話すことが仕事の私なので、話し上手な方とお会いすると非常に勉強になりますし、そういう方とはまたお話したいと素直に思えます。

「話上手は聞き上手」と良く耳にしますが、まさしくその通りです。

 

話の起承転結がしっかりと構成されており、結に向かうまで途中AメロBメロのようにテンポを変え、相手方の理解度を間奏(間を取り相手の目をタイミング良く見ながら笑顔等を上手く入れてきます。※マスク姿でも目できちんと笑っています)で確かめながら進めていくのです。

 

そういった話し上手な人は、結局相手への気遣いも上手なんですよね。

 

我々宿泊業界ではフロントスタッフは聞き上手であればどうにかこうにかある程度は上手くやっていけます。

 

よく新人スタッフに見受けられるのは、お客様が聞く態勢に入っていないにも関わらず、ホテルの説明をしたいもんだから、相手の様子を全く伺うことなくひたすら説明をする。

こういったスタッフはあとからお客様にお叱りを受けることも多いです。

結局間も取らないし、お客様の様子も気にしない(むしろこの場合は気にする余裕すら無いが正解ですが)、あくまでただの伝達なんですよね。

 

これこそ私が冒頭でお話した内容そのままですね。

どんな人間でも集中していられる時間には限りがありますし、ただただ矢継ぎばやに説明されても、お客様の聞く気も失せるんですよね。

 

歌もそうですし、人気落語家や人気漫才師などは間の取り方が絶妙だから人を惹きつけるんでしょうね。

 

もちろん世の中には話下手な人もいます。

でも話下手な人は自分が話下手ということを理解している方も多いですし、むしろ少ない言葉数でも一所懸命に伝えようとする気持ちを感じます。

だからそれはそれでいいと私は思っていますし、相手が真剣に聞き入ろうとする姿勢に入ってくれるのは、その人の一所懸命さが伝わっている証拠だと思います。

だから話し下手だと感じる方は、相手に対する誠意さえ持っていればきちんと相手に伝わるので心配は無用です。

 

実際、フロントスタッフでも話し下手な子が入社してくることも多々あります。

でもそういった子たちに共通して言えるのは「話し下手でも良い接客でお客様を喜ばせたい!」という気持ちを持っている点です。

お客様も鬼ではありません。

話しが下手でも誠意を持って接客している子の雰囲気はきちんと察してくれます。

 

だから話し上手だけがホテル業界では成功するってことは全くないです。

 

それとは逆に話が上手いと勘違いしている人。

これが一番たちが悪いです。

 

そういう方は完全に「自己満足」の世界です。

 

人に伝えようなんてこれっぽちも考えていない。

 

なので。

「こんな事を知ってる俺ってかっこよくない?」や

「こんな専門用語を沢山知っている俺ってイケてない?」

的な要素ばかりが目立ち、肝心の話は全く入ってきません。

 

私の会社でも外部から来た役員に多いのですが、かなりの高学歴と職歴か知りませんが、話の中にとにかく「カタカナ用語」ばかりを多用します。

聞いている側からすれば???の連続です。

これこそ「俺ってイケてるでしょ」の典型にしか思えません。

 

私の中で本当に頭が良い人というのは「誰が聴いても分かる言葉を使い上手に話せる人」が頭の良い人だと思っています。

 

もちろん、専門講座の中で講師の先生が生徒に対して専門用語を話すのは構いませんが、ホテル以外の経済用語やIT用語を多用されても正直スタッフ全員には伝わりません。

そういった役員はコンサルタント会社を渡り歩いている人間が多いのですが、「わざと分からないように話してマウントを取っているんじゃないか」と疑ってしまいます。

 

あとは弁士と呼ばれる政治家の先生たちですね。

辞書で引いてみると、

弁士: 弁舌の巧みな人 ⇒ 会話術; 講演・演説などをする人。特に、候補者本人・応援演説を問わず、選挙又は政治活動で演説を行う人物を指す。

 

普段の答弁など見ていると、とても巧みな人には見えません(笑)

弁論大会の学生の方がよほど上だと思います。

 

あくまで推測ですが、国民にきちんと伝えようとする気遣いが全く無いからこういった話し方になるのです。

 

答弁書は官僚が書いているんだし仕方ないのでは?

と思う方もいらっしゃるでしょうが、あくまで答弁書答弁書で、それを事前に熟読するなりして、自分の言葉で伝えればいいだけの話です。

それをただただ棒読みでやるから間延びした話し方になりますし、聞くに堪えない話し方になるんだと思います(ちゃんと聞いてもらった方が都合の悪い事が多そうなのでわざとかと勘繰りたくもなりますが)。

 

日本の政治家と海外の政治家の違いはきちんと国民の目線に語りかけているかいないかの違いだと思います。

日本の政治家は小学校で先生にあてられた生徒か!と思うほどかっこ悪い、、、。

海外の政治家はきちんとカメラに向かって話す時間が多く、質問にも自分の言葉で伝えている人が圧倒的に多いです。

※それがかっこ悪いと思ったのか、一時期プロンプター流行りましたが先生たちが老眼で見づらいから無くなったのかもしれませんね。

 

国会中継でも質問を投げかけられて慌てて官僚が「吉兆の女将方式」を取り、耳打ちしている様は「この国は本当に大丈夫か?」と、国の行く末を憂いてしまう瞬間でもあります。

少子化にも歯止めが効かずにどんどん人口減で先細りな気もしますが、省庁を新設すれば満足するという流れってどうにかならないの?と個人的には思っています。

 

私が3歳の頃は高度経済成長期の真っ盛りで、その後も緩やかに成長を続けていて幼い頃ながら大人が輝いてみえる時代でした。

それに比べて今はどうでしょう。

生まれてこのかた不景気しか知らないという人がだいぶ増えています。

 

今3歳の息子が将来見るであろうこの国の景色はどうなっているんでしょうね。

また今月も値上げラッシュのようで、本当に明るい話が全く出て来ない世の中に変わってしまったなとつくづく思います。

平均寿命でいくと、私は30歳に成長した息子までしか見られません。

 

閉塞感ばかり感じる世の中ですが、家の中は少しでも明るく楽しく生活していきたいですね。

 

話の間の取り方からかなり内容が飛躍しましたが、どんな身分の方でも間の取り方をきちんと考えて話さないということは、それだけ相手に対する気遣いが全く無いってことなんでしょうね。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!