ある男の幸せ追及と子育て日記

元役者で転職15回、結婚4回、50歳を過ぎて初子育てと、何かと波乱万丈な人生を歩んでいます。子育てや所感を中心に人生の幸せを追求していきます!

おもちゃの買い与えはどこまでが正解か

※この公共施設でのプラレールとの出会いで最近プラレールに火がついた息子。


いやー、毎日毎日本当に暑いですね。

私が住んでいる福岡も連日熱帯夜と猛暑(酷暑)続きです。

暑い分には熱中症対策を行っていれば良いですが、とにかくマスクが辛い。

私は外回りが仕事のメインなので、マスクを着用しているだけで汗が止まりません。

さすがに息苦しい時は外して歩いておりますが、行き交う人の大半がマスク着用なので気を使わないと言えば嘘になり、すれ違いざまにはマスクを着用しています。

 

一時期は外では無理にマスクをする必要はありませんと言われておりましたが、感染者がまたまた急増している中、マスク着用者が増えたような気もします。

それこそ私のメイン業務は営業活動なので、さすがにノーマスクで訪問出来る雰囲気ではまだまだありません。

科学的見地から改めて検証してもらいたいと願いながら生活しております。

 

また、私が以前いた北陸地方は豪雨被害。

土砂災害・道路陥没・河川の氾濫と住民の方々には大変厳しい状況が続いているようですが、早く復旧して元の生活に戻れるといいですね。

猛暑やコロナと、ただでさえ辛い中、豪雨被害まであると当事者であれば何をうらんでいいか分からない状態だと思います。

 

本当に明るい話題の少ない昨今ですが、日々の暮らしは暗かろうが明るかろうが繰り返していくばかりですし、それならば少しでも明るい話題が増えて欲しいものですね。

 

さてそんな話から今回の「おもちゃ」の話に変わります。

 

みなさんはどこまでお子さんにおもちゃを買い与えていますか?

誕生日のみ1個、月に1個、または壊れたら1個。

各家庭でまったく買い与えかたは違うと思いますが、みなさんのご家庭ではどうでしょうか。

「すぐ飽きるし無駄になるから買い与えない」

「同じような物をいくつも持っていても意味が無いから買い与えない」

「その場の勢いで欲しているだけだし、本当に心から欲しいと思っていないので買い与えない」

一方、

「喜ぶ姿がかわいいから買い与える」

「欲しいという気持ちを尊重したいから買い与える」

のように、様々な意見があるかと思います。

 

以前、ある専門家の方が「色々と買い与えると物を大事にしないし、その与えたおもちゃを遊び倒すくらいにした方が良い」という記事を見ました。

その記事を見た私はドキッとしたのですが、その理由は私は息子に対して異常におもちゃを買い与えているからです。

 

何でそうなったのかと言いますと、父は私に全くおもちゃを買ってくれなかった人だったので、いつも私は祖母に密かに買ってもらっていました。

その買ってもらったおもちゃも父に見せれば激怒するため、おもちゃは祖母の家に保管しており、そのおもちゃで遊ぶのは自宅ではなく祖母の家で遊んでいました。

 

七歳下の弟が生まれるまでは一人っ子状態の私でしたし、自宅でおもちゃで遊べない環境は非常に辛く寂しいものでした。

 

唯一父が買い与えてくれたのは百科事典で、まだ字もまともに読めなかった幼い私でしたし、正直あまり興味が持てない物でした。

興味があるのはミニカーや超合金のロボット。

その興味のある物は一切買い与えてもらえませんでした。

結局これが親元を離れるまで続きましたが、、、。

 

平日の帰宅は午前様の父だったので、テレビは好きな番組を見る事が出来ましたが、休日ともなるとチャンネル権は父だったため、私の幼い頃の楽しみは‘‘ひたすら寝る‘‘というある意味健康的な生活を送っていました。

 

父は居間にいてもいつも不機嫌でムスッとしていましたし、話せるような雰囲気でも無かったため、以前もお伝えしましたが父とは会話を一切しないという家庭環境で育ちました。

 

そんな私でしたので、まだ会話が出来るレベルとは言えませんが、息子にどんどん話しかけています。

息子は理解はしているようで「いやっ」とか「するー」とかその問いに答えてはくれます。

休みともなれば息子と二人で出かけますし、買い物にも必ず一緒に出掛けています。

 

最近の息子は好みも色々出てきて、ホームセンターやスーパーに行けば自分の好きな物を手に取って見ています。

そして気に入った物があれば「パパ!パパ!」と私を呼び「これぇほしいー、これぇかうー」と言ってきます。

以前はその欲しい物と類似している安価な商品を見せて納得させて買っていましたが、最近はその方法で騙されなくなってきました(泣)

「こっちでいいんじゃない?」

「・・・・イヤイヤ!」

「これぇかうー」「これぇほしいー」と私に自分が選んだ物を買ってくれとせがみます。

 

本来であれば

「いや。これはちょっと高いよ!」

「すぐ飽きるかもしれないし、こっちでいいんじゃない?」

とか

「これは前に買った似たやつが家にあるから必要ないよ」

「パパは給料日前だから今この金額は辛いなぁ」等

言いたいのですが、いかんせんまだそこまで理解が出来ません。

 

以前妻にも伝えたのですが「息子が言葉のキャッチボールが出来るまでは欲しいと言った物は全て買い与えたいんだよね」と話した事があります。

 

先に述べました専門家の意見も確かに一理あるかとは思います。

 

ただ息子を見ていると粗末に扱うというよりは、興味を持った物は何回でもおもちゃ箱から出して遊びますし、ある程度遊んで興味が無くなったものは箪笥の肥やしとなります(笑)

箪笥の肥やしとなった物はどんどん処分していますが、息子も気づきませんし、私も自分でそうしてあげるという思いで買っているので「あーもったいない」という後悔も全くありません。

 

私は数多く撃った中で息子が興味を深く示す物に出会えばそれでいいと考えておりますし、最初は「これいいな」と思ったとしても、「あ、やっぱり違った」と思うのは大人でも十分あり得る話だと思います。

だから早い段階で物を見る目を養ってくれたらいいなとも考えております。

 

以前「興味は未来への活力」というタイトルのブログを投稿しましたが、今の私の役目は息子に色々な物を見せるだけ見せて、その中から深く興味を示す物を一緒に探してあげる作業の手伝いをすることだと思っております。

 

tyusen-yo.hatenablog.com

なので最近は興味を持ったおもちゃ以外にも書店にも連れていき、息子が興味を示した図鑑も必ず買っています。

何度も話しておりますが、私は「高給取り」ではありません。

なので固定費を抑えて息子の興味に投資しています。

 

息子が生まれてから転勤を除いて2回引越しましたが、今の借家は古いですが十分な広さの部屋と庭がありとても快適です。

自分がどこに重きを置くかにもよりますが、今の私は「息子の興味」に重きを置いている気がします。

 

別に息子からの将来リターンを望んでいるわけでもありません。

息子と暮らす期間が通常の父親より短い分(50歳の時の子ですから)、私が現役の内に息子が色々な可能性を探れる環境にしてあげたいのです。

 

ですので、おもちゃであろうが他の物であろうが、息子が私にせがむほど言ってきた物はこれからも買い与えていきますし、きちんと会話が出来るようになってからは息子に対して欲しい理由等のプレゼンを私にさせようかと思っております。

 

そして、そのプレゼンの中にただただ欲しい以外の明確な理由やメリットを語れるのであれば、その時は私は喜んで手を差し伸べたいです。

 

欲しい物をまだ我慢出来ない年齢(感性や感覚で生きている)の内は私は買い与える派です。

感性や感覚で生きているのに理由や理屈なんて理解出来っこないですし、そんな時は自己肯定感を伸ばしてあげたいなという気持ちが私は先行します。

 

きちんと会話が出来るようになり、理性や知性が少し出るようになった時に、彼なりに私を説得出来る内容を述べれるのであればその時は買いますし、述べられないならば私は息子に「そんな理由では買えない」と正直に伝えたいと思います。

 

私のように固定費をグッと抑えた家計だから成せるやり方かと思いますが、私の幼い頃の経験から、私は息子に対して幼い間はそうして上げたくて捻出出来る環境を作りました。

 

この話に実は正解は無いと私は思っておりますし、あくまでも「家庭の事情による」が正解かと。

与えようが与えまいが、結局はその子の本来の性格による気もしますが、、。

 

「こういった考えの親もいますよ!」というのをお伝えしたかった今回の話でした。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!