ある男の幸せ追及と子育て日記

元役者で転職15回、結婚4回、50歳を過ぎて初子育てと、何かと波乱万丈な人生を歩んでいます。子育てや所感を中心に人生の幸せを追求していきます!

運転は大好きですが

 本日、GW休みの2日目。

 

 いつものように朝から息子と公園に行ってきました。

 

 先日と同じく、時折晴れ間が見えるのですが、かなりの強風で空は曇りがち、かつ気温は低めと、あまりお出かけ日和とはいえない感じでした。

 

 GWに入り天候が思わしくないのは、これ以上感染者が増えないために、「みんな出かけず家にいなさい!」という、人間の力では及ばない何かがはたらいているのではないかと勘繰りたくなりますが、小さなお子さんがいるご家庭はそうもいかないのが現状ですよね。

 

 本日は先日と違う別な公園に出かけましたが、場所が海沿いということもあり、かなりの強風が吹いていました。

 

 車から息子を降ろすと、最初は喜んで走り出したものの、あまりの強風に恐いもの知らずの息子もびっくりしたのか、しばらく歩いたり走ったりしていたかと思いきや、おもむろに逆方向にどんどん向かいます。

 

 私が「もとー、もとー」と呼んでもまったく振り返らずに、どんどん私から離れていくのです。

 

 人も車の往来もまったくない場所だったので、私自身が焦ることはなかったのですが、少し距離を置きながら息子の後をついていくと、そこは我が家のマイカーを停めている駐車場でした。

 

 我が家の車の前で息子は足を止め、普段自分が乗る後部座席のドアを指さして、私に乗りたいとアピールしてきます。

 

 多分、あまりの強風と寒さに息子も散歩なんて気分じゃなかったんでしょうね、、。

 

 後部座席のチャイルドシートにすんなり座り、それから山側の公園まで行きました。

 

 山側は海側と違いそこまで風も強くなく、気温も海側より高かったので、息子も勇んで走っていきましたが、着いて5分ほどで急に雲行きが怪しくなり大雨に変わりました。

 

 息子は海側の公園と違ってあまり帰る気はなかったようですが、びしょびしょになって、せっかく治った風邪をぶり返したら困ると思った私は、息子を抱っこして慌てて車まで戻りました。

 

 着いた時は眩しいばかりの日差しだったのに、山の天気は変わりやすいって本当ですね、、、。

 

 結局、午前中のルーティンは不完全燃焼のままでしたが、息子の昼食と昼寝をはさんで、先日と同じく午後からは妻も一緒に出かけました。

 

 晴れ間がのぞいていたので、今度こそは遊ばせられるかなと、期待しながら出かけてから約10分後。

再び雲行きが怪しくなり、いきなりスコールのような激しい雨に変わります。

 

 バイパスの大きな2車線を時速50kmほどの速度で走っていたのですが、並走していた車が水たまりを走行したのか、大量の水しぶきが私の車にかかり続けます。

 

 前がまったく見えない状況が10秒近く続き、私としては停止した方がいいかなと思う位のレベルの水量でしたが、すぐうしろに後続車がいたため、私が急に停まるとぶつけられる可能性があります。

 

 ブレーキを何度かゆっくり踏みながら減速して、ハザードランプで後続車に注意を促し、まったく前が見えない状況下で唯一頼りにしたのは、水がかかる前に自身の記憶に残っている道路のイメージだけです。

 

 とにかくゆっくりと走行し、最後の記憶は直線の道路だったため、ハンドルをまっすぐに保ち、何も見えないまま100メートル近く走行したことになります。

もし、少しでもハンドル操作を間違えば、ガードレールにいつの間にかぶつかってしまうという最悪の事態となっていたと思います。

 

 免許を取得して32年。

並走車の水しぶきで、ここまで前が見えないのは初めての経験でした。

 

 私は過去に違反はありますが、おかげさまで事故は一度もございません。

 

 車好きを公言しているのに、運転がうまく出来ないというのは自身のプライドが許さなかったため、免許を取得してからはヒマさえあれば車に乗って運転していました。

 

 1日200kmを走行するなんて、若い頃は日常茶飯事でした。

 

 そんな甲斐あってか、かなり難しい車庫入れや縦列駐車はなんなくこなせます。

また、下り坂でのエンジンブレーキの利用はもちろんのこと、先々の交差点の現状、交差点に入る際の歩行者や自転車等の飛び出し、幹線道路沿いの店舗の前を通る時なども、常に予測運転をしています。

 

 すべて基本的なことだと思いますが、基本を守らないドライバーも多いですね。

 

 妻はペーパードライバーで、基本前にしか進めないのですが、以前こんなことを言われたことがあります。

 

 「運転中あちこちのことを見て言っているけど、ちゃんと運転してるの?」と。

 

 私からすればきちんと運転しているからこそ、前方180度の景色と、サイドミラーとバックミラーを常に見ているわけで、その基本的なことをきちんとしないドライバーが多いから事故を起こすのだと思います。

 

 ちなみに妻は前方真っすぐを見るのが精一杯とのことです。

 

 あと最近、バックミラーが完全に自分の方に向いているドライバーも散見します。

特に女性に多いですが、私の予想では停車中に自分の様子を見るためだと思っています。

バイザー部分にミラーがある車も多いですが、いちいちバイザーを下ろしてチェックするのが面倒だと思ってそうやっているんじゃないでしょうか。

 

 自分の身なりももちろん大事なことですが、すべて命あってこそなんですけどね。

 

 車は走る凶器と言われます。

幼い命が無情にも奪われる事故も多く、そんなニュースを見るといたたまれない気持ちになります。

 

 私も息子が生まれてからは細心の注意を払って運転しておりますが、今日のようなこともあります。

いくら安全運転していても、今日の危ない出来事は妻を始めあまり運転が得意でない人であればパニックになり事故につながっていたと思います。

 

 「一寸先は闇」

 

 この言葉を改めて肝に命じて安全運転を心掛けたいなと感じた日でした。

 

 本日も長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!