ある男の幸せ追及と子育て日記

元役者で転職15回、結婚4回、50歳を過ぎて初子育てと、何かと波乱万丈な人生を歩んでいます。子育てや所感を中心に人生の幸せを追求していきます!

きれいな町っていいな

 先々日の夜のことです。

 

 我が家のインターホンが鳴り、玄関の扉を開けるとひとりのご年配の男性が立っていました。

 

 非常に申し訳なさそうな雰囲気で構えていたので「どのようなご用件でしょうか?」と訊ねると「あのー。私、この地区の区長をやっている〇〇と言うのですが」と答えられ、そのあと「いやー。大変言いにくいことなんですけど、、」と続きます。

 

 そして少し間が空き「できれば町内会に入ってもらうと助かるんですけど、ただもちろんただではないので、、」と。

 

 何でそんなことを言いにくそうに話されるのか不思議だったのですが、そのあとの話でその理由が分かります。

 

 要は、最近引っ越してこられる方は区長さんの理由も聞かず、一方的に入る必要ないと取り付く島もないそうで、区長さんとしては怒鳴られてばかりでとても話しづらいそうです(自分よりもかなり年上の方を、話も聞かずにいきなり怒鳴りつけるのもどうかと思いますが)。

 

 よく町内会費を使い、町内会長をはじめみんなで飲み代に使っているなんてことを耳にするので、あくまで憶測で頑なに拒否する方もいるとは思うのですが、私が引っ越した町内はゴミ置き場はいつもきれいに清掃されていますし、他のゴミ置き場でも朝からご老人が水とブラシを使い、丁寧に掃除をされていらっしゃいます。

 

 だから町内にはゴミがひとつも落ちておらず、いつも快適な環境を保っています

 

 話を聞けば、やはり区長さんはじめ、町内会の人でゴミ置き場の清掃や、ゴミを鳥獣被害から守るための扉付きの倉庫の購入、また生ゴミの汚れを取るために水道代等、何かと管理するのに費用がかかるそうで、そこで町内会費が役立つとお話しされておりました。

 

 私も妻もどちらかというときれい好きで、家の掃除は毎日していますし、家以外の町内がいつもきれいな状態というのは清々しいものです。

 

 なので、「そこはもちろん協力させてもらいます!」とお話しました。

 

 すると「ありがとうございます!」と深々と頭を下げておっしゃるので、私も「いえいえ。地域のみなさんで協力し合うのは当然ですし、私も気持ちよくゴミ置き場を使わせてもらいたいので、こちらこそ宜しくお願いします」とお伝えしました。

 

 よく「きれいな町づくり」というポスターは見かけますが、そのポスターがあるからといって実態は違ったりすることも多いですよね。

 

 現に前の住まいはそのマンションの住民専用だったにも関わらず、シャッター付きのゴミ置き場はいつも心無い方の使い方で、生ごみやらおむつやらむき出しになり散乱しており、シャッターが閉まらないなんて状態になっていることもよくありました。

 

 私がその現場を見た時には、一度家に戻りビニール手袋をしてゴミ置き場に戻り、その散乱したゴミを袋に入れ直したりしておりましたが、少しのゴミでも散らばっていれば、片付ける側からすればかなり面倒な作業です。

 

 入居する際に管理会社から「ここのお家賃的には住民もきちんとした方が多いので安心ですよ」と言われましたが、正直現状は違いました。

 

 もちろん大半の方はきちんとされており、いつも同じ方が同じことをやるのだと思いますが、公共の場をきれいに保つというのは、本当にひとりひとりの心がけ次第だと思います。

 

 現にポスティングされたチラシはポストの前にそのまま捨ててあり、私がいつも会社から帰ってきてポストを開けるのですが、その時にチラシやマグネットが落ちていたらそれを家まで持ち帰り、家のゴミとして出していたほどです。

 

 今の町に引っ越して何も違和感を感じなかったのは、ゴミ置き場ひとつとってもいつもきれいな状態になっていて、町内の道路にもゴミが落ちていなかったからということに、その話を聞いて改めて納得しました。

 

 だから区長さんの話を聞いていても、本当に嘘はひと言も言っていないなと思いましたし、きれいな町づくりは住民のみなさんが気持ちよく過ごせる訳ですし、そこはもちろん協力すべきだと私は感じました。

 

 今はコロナ禍で町内のイベントを行えていないそうですが、盆踊りや餅つき大会もあるみたいなので、その時は息子の社会見学の一環としてぜひ参加したいと考えております。

 

 そして次の日、今度はご年配の女性が我が家に来たそうです。

 

 私は仕事に行っていて不在だったため、妻が対応してくれたのですが、内容としては町内会に入会してくれたお礼だったそうです。

 

 早速、区長さんから「〇〇さんが町内会に入ってくれた」と聞いたようで、わざわざ我が家にご挨拶に来てくれたそうです。

その女性も改めて妻にお礼を言って帰られたそうです(みなさんきちんとされた方ばかりでありがたいです)。

 

 区長さん曰く「最近は自分の地域で捨てたくない人が、この区のゴミ置き場を使うし、そういう方に限ってきちんと分別していない」と嘆いていました。

 

 結局自分の地域に捨てないのは後ろめたい気持ちがあるからですよね、、、。

 

 社会は人と人で回っていますし、マナーや道徳観はその人の生まれ育った環境に左右されるんでしょうね。

 

 息子もまだ小さいので理解は出来ませんが、そういった大人にだけはなって欲しくないので、親である私が率先して見本を見せていこうと思います。

 

 

 本日も長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!

息子と遊ぶ積み木のよう!?

 去年から一年以上続いている新型コロナウイルスですが、またここへきて感染者がかなり増えてきましたね、、。

 

 私的には感染者の増加よりも、重症者の割合が重要だと思うのですが、医療現場では逼迫状況になっていると報道されておりますし、それが事実であるならば、3回目の緊急事態宣言も致し方ないのかなと思います。

 

 何か色々と足並みが揃った感覚がなく、場当たり的な施策を行っている雰囲気が漂っていて、非常に振り回されている事に正直疲れてしまいました。

 

 旅行業界で、一年の間で稼ぎ時でもあるゴールデンウィークですが、このままですと去年の二の舞になるのは容易に予想出来ます。

 

 今年に入り旅行会社に営業に行っていても、世間の状況が状況なので、ネガティブな風にみなさん捉えておりますし、私としても同様の考えから簡単には抜け出せない気持ちです。

 

 昨年から我々の業種は特需といったものは全く無く、ただただ我慢に我慢を重ねて営業している状況です。

 

 私はそんな状況が不安だったこともあり、固定費の見直しで、家賃を今までの半額のところに引越しましたが、本来なら家賃云々よりも暮らしに安心出来る材料が欲しいのが本音です。

 

 今のこの状況が永遠に続いていくのであれば、間違いなく会社は倒産もしくは買収されるでしょうし、買収とかになれば私くらいの年齢がリストラの対象として真っ先に白羽の矢が立つと思われます。

 

 今週末にも大阪で再々々の、緊急事態宣言が出されそうですが、今回は企業への休業要請もお願いするといった内容の記事でした。

 

 ようやく大半の企業も出張を再開したばかりだったのに、もしこの内容が事実だとすれば、また出張者も動かなくなる可能性があります。

 

 我々の業界で先々の予約をオンハンドと言いますが、最近ジワリジワリと折線グラフが上昇していたにも関わらず、大阪での感染者が増えたとニュースが報じ出した頃から、またグラフが下降の一途をたどってきました。

 

 私が獲得した案件も再びキャンセルになり、また新規案件を探さなければなりません。

 

 もちろん営業職ですし、それが私の仕事なのでそこについては仕方ありませんが、今まで積み上げたものが何一つ残らないことってどうなの?と感じます。

 

 今回のウイルスはあえて誰が悪いとは言いません。

 

 国民全員が被害者なのは間違いない事実ですし、特定の誰かを責めるつもりもありません。

 

 宿泊業に携わる人間として言ってはいけない台詞だと思いますが、正直この状況下でGoToの再開も現時点では望んでいません。

 

 金沢の店舗にいる時に、とある放送局のインタビューを受けたことがありました。

 

 新型コロナウイルスが流行り出したばかりの時でしたが、そのインタビューで答えたことに今の気持ちも全く変わっておりません。

 

 その台詞の一部ですが、こういった内容です。

「せっかく楽しみに金沢にお越しくださったのに、普段通りに金沢を満喫してくださいと言えないことが私どもとしても非常に心苦しいです」と私は言いました。

 

 確かにホテル側の人間として売上が立つのであれば、それはそれで問題ないかもしれません。

ただその考えだと、私が普段から思う接客業の本来の在り方から外れてしまいます。

 

 基本的に自分さえ良ければという考え方が嫌いな私なので、そこは持ちつ持たれつになっていなければ、自身のポリシーに反してしまいます。

 

 このことを踏まえ、私がこの業界にいながらもGoToの再開に反対なのは上記の理由からです。

 

 「お前、甘っちょろいな。いい年して」という声も聞こえてきそうですが、それが私ですし信頼関係を軽く見るようであれば、私の中では人として終わったなと感じます。

 

 まぁこんな考えだから、どの会社に行ってもせいぜい係長どまりなんでしょうけどね、、。

 

 なので、みなさんが安全安心に旅行を出来る世の中になってから、再開するべきだと私は思います。

 

 気ばっかり使って旅行したとしても、楽しめないですしね。

 

 まぁ予算の関係とか、色々な大人の事情があるんでしょうが、どうにかならないもんですかね、、。

 

 話は変わりますが、先日息子と積み木で遊んでいました。

 

 私が積み木を積み上げると、息子は手を叩いて喜ぶのですが、ある程度積み上げると今度はそれを破壊します、、。

 

 そしてまた根気強く積み上げるのですが、結局また破壊されてしまいます。

 

 その状態を見た時に、本日の内容のようなことが浮かびました。

 

 息子と遊ぶ時のように、仕事も根気強くいくしかなさそうですね。

 

 本日も長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

子は親を映す鏡

日々成長している我が家の息子ですが、引越し先の町はお年寄りが多く、普通に散歩をしているだけでも多くの方に声をかけていただきます。

 

町自体に小さい子が少ない地域ですから、目立つといえば目立つのですが、多くの方に可愛がられてとても幸せなことだと思います。

 

中には、自分の子どもが他人に干渉されるなんて考えられないと思う方もいらっしゃるかと思いますが、私は子どもの社会への順応性を鍛える意味でも、地域の方と積極的に触れ合うのは賛成です。

 

あと、わが家の息子は同じ年齢の子どもよりも体型が大きいこともあり、大体3才くらいに間違われることが多いのですが、逆にそれが話題となるため覚えてもらえているようです。

 

最近はお年寄りも子どもが嫌いな方が多いとニュースに出ていたので、当初少し不安ではありましたが、その心配も杞憂に終わりました。

 

近所の方に干渉されるのが嫌いという方も多いですが、小さい息子の存在を町の方が知ってくれている事で、その点では非常に安心だと思いますし、改めてこの町に引っ越してきて良かったなと感じました。

 

その息子ですが、最近少し変化がありました。

 

それは何かと言いますと、前は人見知りもせずどんどん人の群れに自ら進んで行くような子だったのですが、最近行くには行くものの、その相手が息子に対し話しかけてこようもんなら、恥ずかしがって私のところへ隠れるようになりました。

 

蛙の子は蛙の子なんですかね。

私も妻も基本人見知りなので、最初に息子の大胆な行動を初めて見た時は、二人でびっくりしましたが、最近の行動を見ていると「やっぱり二人の子だね」と話しております。

 

特に何かを教えた訳でもないのですが、いつの間にかストローで飲み物が飲める、ペットボトルから普通に水が飲める、食事をする時に自分のスプーンをうまく使いご飯を食べれる等、ありがたいのはありがたいのですが、気を付けなければいけないと思ったのは、すべて私たちの行動を見て息子は覚えているのです。

 

例えば息子が椅子から立つときに「しょっと」と言いますが、それは私が言っている「よいしょっ」のことです。

また、飲み物を飲み終えたときに「あー」と言っていますが、これも私が飲んだ時の真似です。

 

しゃべれない息子なりにこの場面ではこう言っているなと思っているんですね。

どちらかというとおっさん的な表現ばかり覚えているので、おじさんの私はおじさん発言に気を付けないといけないですね、、。

 

「子は親を映す鏡」ってことわざがありますが、まさしくその通りでびっくりしました。

 

前に黄信号では渡らなくなったとお話しましたが、息子の前でそんな行動を取れば息子は黄信号は渡っていいものだと認識してしまいます。

 

現在、目に映るものに対して興味津々の時期ですし、私も妻も下手な行動に出れないなと痛感しております。

 

親になるということは本当に色々な責任が生じてきますし、今後の息子の成長を大きく左右する要素があります。

 

もちろん、がんじがらめに何でもかんでも気を付けていたら、こちらも参ってしまうので、社会道徳的に優先度の高いものに絞って、細心の注意を払っていければと思っております。

 

 子育てって本当に奥が深いですね。

 

 親の道徳観が子どもの将来を左右すると言っても過言ではないですもんね。

 

 私も妻もその辺りに関しては、親からしっかり教育されたと思いますし、大丈夫と信じたいです。

 

 ここ最近息子の行動の変化に「えっ?いつの間に??」ということが目立ったため、今回お話させていただきました。

 

 パパもママも立派な親とまではいかないかもしれないけど、自慢の息子としてきちんと育てあげるから安心して遊んでね!

 

 本日も長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!

 

お客様商売の基本として

 社会生活を送っている中で、私が気になることのひとつが人との距離感です。

 

 普段から慣れ親しんだ仲間であればそこまでは気になりません。

しかし、接客となると非常に重要な要因ですし、アンテナを立てて距離感を計っていきます。

  

 「このお客様とは少し距離を置いた方が良さそうだな」とか「このお客様とはもう少し詰めても大丈夫そうだな」と考えながらトークを進めていきます。

 

 これは完全に職業病のひとつだと思いますが、中にはホテルスタッフでありながらも、まったく距離感が分からない人がいるのも事実です。

 

 そういうスタッフに限って、なぜか絶対的な自信を持っているので困ります。

 

 お客様が明らかに急いでいるのに、接客面で褒められたいのかなんなのか、そんな雰囲気を無視して、お客様に色々話しかけてアピールします。

 

 もちろんお客様によっては怒り出す方もいますが、大抵のお客様は困惑気味になります。

 

 仮にお客様に怒られても、どうして自分が怒られたかは気づかず「こっちが色々気を遣っているのに」と、全くめげないので非常にタチが悪いです。

 

 また、お客様が話そうとされているのに、こちらの案内ばかりを優先し、お客様を平気で遮ってまでも話を進めるスタッフもいます。

 

 なぜそこで待てないのか、私からしたら不思議でしょうがありませんが、そういったスタッフはその悪い癖に全く気づいていません。

 

 せっかちなのか、心に余裕がないのか、ただ単に仕事を流れ作業的にしか考えていないのか、そういったことが原因であると考えられますが、私に言わせるとそういう人ってマイペースなんですね。

 

 別に普段はマイペースで構いません。

そこを切り替えることが出来て初めてプロになれるのだと思います。

 

 ホテルの本社は、店舗の売上や口コミでしか評価をしませんから、そのようなスタッフを持った支配人たちは本当に大変だと思います。

 

 私は今まで運良く素直なスタッフに当たってきましたし、悪い点を指摘すればきちんと改善してくれたので、そこまでの苦労はありませんでしたが、現在営業職に変わったため他店に行き、そこのスタッフを間近で見る機会が増えました。

 

 そういったスタッフを持った支配人たちは本当に大変だなと思います。

 

 時に、なぜホテルスタッフという職業を選んだんだろうと思うくらい、人の目を全く見て話さない、声が出てるのか出てないのか、分からないくらい話し声が小さいなんていうスタッフもいます。

 

 支配人に聞けば、応募状況が芳しくなく仕方なく採用したと言いますが、私はそんなスタッフを採用するくらいなら、今の人員でどうにか回した方がホテルのためになると思います。

 

 結局そういうスタッフはお客様からお叱りを受けるのは必至で、後々苦労と無駄な時間ばかりが増えるからです。

 

 もちろん根気強く育てるつもりなら、それはそれで構いませんが、私の経験上言わせてもらえば、まずそういったスタッフは長続きしないと思います。

 

 一生懸命教えても、本人が根本的な性格を変えるという気概が無ければ、何も変わっていかないからです。

 

 人との距離感や空気を読む以前の問題ですし、お客様をおもてなしする気持ちもないですから、もともと接客業には向かないということなんです。

 

 何かホテルって簡単そうに見えるのか、またホテルが供給過多状態で門戸が広いからなのか、本人がやりたい気持ちがこれっぽちも無い方が増えた気がします。

 

 私も金沢のホテル時代に、面接を決めるまでは一方的に連絡ばかりをしてきて、決まった途端に当日の面接には連絡もせずに来ないという方も非常に多く見てきました。

 

 人との約束が守れないとか、あくまで自分の都合ばかり優先する人は、ホテルスタッフなんてまず勤まりません。

 

 恐ろしかったのは、自分で面接に連絡なしで来なかった方が、再度応募してきて、あげくの果ては「何で面接してくれないんですか?」と一方的なメールのみ送ってくる強者もいました。

 

 前回の話をメールで伝えたところ、「その日は具合が悪くて行けませんでした」とかいう理由を平気で返信してくるのです。

 

 今は電話でなく、WEBでの応募が普通になってきた時代なので何とも言えませんが、昔なら電話で話す雰囲気でその人の人柄とかを探れたので、ホテルスタッフの面接は前の方が良かったです。

 

 結局一度も話さないまま、当日の面接でしかその人の様子を伺えないなんて、ある意味博打と一緒です。

 

 ホテルが乱立した弊害がこういったところにも影響が出ているなと感じます。

 

 本日も長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!

 

怒る派?怒らない派?

 私が利用している博多駅は、老若男女問わず多くの利用客がいる九州最大のターミナル駅です。

 

 休日以外は毎日利用しているのですが、今までは気にも留めなかったことが、今は気になってしょうがないことがあります。

 

 それは何かと言いますと、私と同じくらいのお子さんを持つ親御さんの行動です。

 

 前にもお話したかと思いますが、子どもを持つ身になると、子ども連れの方の動きが自然と目に入ってきます。

 

 子どもがかわいくてかわいくて仕方ないって雰囲気の方。

 

 忙しい合間を縫って子育てを頑張っているんだろうなという雰囲気の、無の境地のような方。

 

 ひとりで何人もの子どもを連れて、精力的に活動している方などなど、皆さん子育てに奮闘しているんだなと感じます。

 

 そんな中ですごく気になるのが、私の息子と同じくらいのお子さんに、大声を張り上げて怒りまくる親御さんです。

 

 たしかに子どもは、予想だにできない場面で急にグズってしまいますが、甲高い声でキーキー怒っている姿は、客観的に見てあまり気持ちいいものでもありません。

 

 もちろんそのご家庭の事情もあるかと思いますから、私にそんな意見を言う権利も一切ありません。

 

 ただ、その怒った瞬間を見れば、さらに子どもが泣き出すことは容易に想像出来ます。

 

 大抵はその予想通りの展開となり、親御さんもさらにヒートアップしてお子さんを怒鳴りつけるし、子どもは子どもで怒っている親に恐怖を覚え、さらに泣き声もヒートアップしてカオス状態になります。

 

 子育てって本当に自分の時間を削ってまで行わないといけませんし、そのストレスがどんどん積み重なって爆発してしまうのは、気持ちとしては分からないでもないですが、どこかで発散しないと最終的には暴力に発展する気がしてなりません。

 

 先日の電車の中でも、うちの息子くらいの娘さんに、かなりの剣幕で駅に到着するまで怒っていたお母さんがいました。

 

 冷静になって考えれば、まだ言語が未発達の子に対し、色々とまくし立てるように怒ったところでと思うはずなのですが、公共の場で恥ずかしい思いをしたくない気持ちからなのか、ずっと女の子に「どうして分からないの?何がそんなにイヤなの?」と言い、女の子は女の子でお母さんの機嫌がさらに悪化したことは分かりますから、また永遠に泣くという無限ループでした。

 

 周りにはその子を見て、あからさまに嫌な表情を見せる大人もいますから、お母さんんもお母さんでプレッシャーを感じ、そのような言動に出ている気もします。

 

 うちの息子も公共の場でグズることがしばしばありますが、今望んでいることを察して、息子側に寄り添えば大体は収まってきます。

 

 もちろんその引き換えとして、自分の時間は無くなってしまいますが。

 

 私のように息子と出かけたからには、自分の時間なんて無いという気持ちで臨んでいれば、何も腹も立たないとは思いますが、世間のお母さんは子育ても家事もと、すべてをこなしているでしょうし、心に余裕なんて持てないんでしょうね(私は大人には腹が立ちますが、世間の子も含め子どもには腹が立ちません)。

 

 こちらも前にお話しましたが、サラリーマンという職業であれば、生きるか死ぬかなんて思いで働いている方って本当にごく一部の方だけだと思います。

 仕事の大変さでいえば子育てと家事の両立の方がかなりきついだろうなと感じます。

 

 子育てはひとときも子どもから目が離せませんし、ましてや外なのであれば目を離した隙に車に轢かれたり、側溝に落ちたり、危ないものを触ったりと、かなり危険な状況に晒されます。

 

 家事をやろうにも子どもが素直に自分の思い通りにはなりません。

本来なら1時間で終わるものがあるとしたら、それも優に倍くらいは時間を要すと思います。

 

 子育てって本当に重労働な上に、精神的にもかなり疲れる仕事です。

 

 なので外でイライラしながら子どもを怒っているお母さんを見ると、普段からひとりで全てを抱え込んでいるんだろうなと感じます。

 

 あくまでこれは私の勝手な見解ですし、個人的な意見なので真実は分かりません。

 

 ただ、小さく言葉も話せない子を公共の場で怒鳴りつける姿を見ると、わが子でなくとも心が痛みます。

 

 怒る派よりも怒らない派が増えてくれるような、ゆとりある社会になるといいなと思います。

 

 少子化少子化と叫ばれながら、子育てをしていく人の環境はむしろ悪化している気がしてなりません。

世の中が便利になればなった分、人は時間に囚われてしまっている気がします。

 

 子育てって非常にアナログな作業の繰り返しです。

アナログだからこそ時に鬱陶しく感じてしまうのでしょうか、、、。

 

 怒ると叱るは似て非なるものですし、息子が成長したら私は後者になりたいと考えています。

 

 本日も長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

 

遠距離通勤になっての息子の変化

 今週引っ越してから遠距離通勤を開始したのですが、やってみたらやってみたで意外と苦痛ではありません。

 

 もちろん首都圏のようなラッシュであれば、それはそれで辛かったのかと思いますが、福岡県は基本的に車社会で自家用車やバイク、また営業車で通勤されている方も多いので、混むには混みますが身動きが取れないというほど混まないのが現状です。

 

 どちらかというと、私が利用している博多駅よりかなり離れた側の駅を利用しているので、むしろ座ることが出来ます。

 

 帰りも帰りで、福岡で1日を通して一番乗降客が多い博多駅から乗りますから、降りるお客さんも多く、かなりの確率で席が空くので帰りも座れる機会が多いです。

 

 仮に座れなかったとしても、何駅か行けば降りる方もいるため、そのタイミングで座ることが出来ます。

 

 乗り換えは1回ありますが、駅からはバスで自宅に向かいます。

そのバス路線も乗客が少ない系統なので必ず座れますし、むしろ色々考えたり、本を読んだりする時間が出来て良かったかなと思います。

 

 ただ、乗り換え時間を含めると往復3時間前後かかり、以前住んでいたところよりも約2時間増えた計算となります。

 

 その通勤形態になり、以前と変わったことがひとつあります。

 

 それは何かと言いますと、息子が私にやたらと甘えるようになりました。

 

 幼い息子なりに時間の概念があるのか、一度私が家を出るとなかなか帰ってこないと思うようで、以前の住まいでは私が出勤の準備をしている時に息子も勝手に遊んでいましたし、私が会社に行くことに対して無関心といえば無関心だったのですが、今の住まいに変わってからというもの朝から私にずーっとまとわりついてくるようになり、家を出て欲しくない雰囲気を全面に出してきます。

 

 私がカバンを持ち玄関に向かえば、息子も玄関に走ってきて自分の靴を出し、私と一緒に出掛けようとします。

 

 「いやー。本当にかわいいです」

 

 なので新しい住まいに引っ越してから我が家にひとつ儀式が増えてしまいました。

 

 それは玄関先で息子を妻に抱っこしてもらい、私について来ないようにすることです。

 

 私が「〇〇(息子の名前)行ってくるね。バイバイ」と言うと、息子は大泣きして何で自分を置いていくんだという感じで、妻が抱っこしているのをバタバタ暴れて振りほどこうとします。

 

 私も私であまり振り返ると、逆に息子を刺激してしまうのではないかと思うため、本当は気になって気になって仕方ないのですが、振り返らないようにそのまま歩いて行きます。

 

 背中から息子の悲しい声を聞きながらの出勤は辛いですが、こればかりはどうしようもないので仕方ないですね、、、。

 

 それはそれで新居に移って悲しいことではありますが、その反面とてもうれしいこともあります。

 

 何かと言いますと、それは仕事から帰宅時でのことです。

 

 前の家では私が帰宅した際に息子の気まぐれで、たまに玄関に迎えに来てくれたのですが、今の住まいに変わってからというもの、私が帰宅して玄関を開けるとすごい勢いで奥から息子が走ってきて、満面の笑みと体全体を使い「うーん!うーん!」と雄叫びを上げ大喜びしながら私を迎えてくれます。

 

 今までより、息子も私の自宅への滞在時間が短くなったのを知ってか知らぬか、私が自宅に帰ってからとにかく甘えてきます。

 

 帰ってから息つく暇もなく息子を抱き上げるのですが、なかなか降りてくれようとしません。

 「うぁー。うぁー」と言いながら、私をギュッとしてくれます!

 

 改めて「本当に本当にかわいい!」

 

 帰ってから晩ご飯を食べる時も、ずっと私のそばを離れず、さっき息子は食べたはずなのに、私が食べているご飯を見ながら、口を開けて「僕にもちょうだい」ってアピールしてきます。

 

 私がご飯を口に入れて上げれば、再び満面の笑みで喜びます。

 

 ある程度はパパっ子でしたが、遠距離通勤を始めてから、より一層増した気がします。

 

 「休みの日は一日中たっぷり遊んであげるね!」と息子に対して思った日でした。

 

 本日も長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!

心に余裕を!

 最近仕事もそうですが、プライベートも引越ししたばかりで、何かと心に余裕を持てておりません。

 

 仕事は先日お話したように、変更とキャンセルの繰り返し。

 

 そしてまた新規開拓の繰り返し。

 

 新しい住まいに引越してから、私たち夫婦は新居で暮らすための準備に追われており、家の物の住所もまだ決め切れておれず、何かと現状では小さなストレスがあるにはあります。

 

 先日もそんなことから夫婦で軽いケンカをしてしまいましたが、そのあと妻と冷静になって話をしてみると、妻も私と同様の理由でストレスを抱えていたようです。

 

 逆に息子は元気いっぱいで、以前住んでいた賃貸マンションの時には夜更かしばかりしていてなかなか寝ずに、早くて22時過ぎで遅いと24時なんてのは当たり前でした。

 

 ところが、新しい住まいに移ってからは、20時から21時には寝るようになり、とてもお利口さんな子に変わりました。

 

 前の住まいでは夜泣きも必ず最低3回はあり、その都度起こされていましたが、新居ではせいぜい1回あるかないかで、今までそういうことが一度も無かったためか生死確認のために見に行くほど、静かに朝までぐっすり眠っています。

 

 住宅街の一角にあるのは今も昔も同じなのですが、違う点は夜がとても静かなことです。

前の住まいは夜遅くても車やバイクの往来がしょっちゅうで、歩きながら話す人の声も聞こえてきていました。

 

 さらに暴走族が多く(福岡市内はまだまだ多いです)、爆音も聞こえてきていたので、それは休まるはずはありません。

 

 今の住まいはどちらかというと高齢者の一軒家ばかりが並んでいるため、車に乗る方も少ないですし、夜もみなさん早く就寝させれるのか、非常に静かです(やはり生活環境って大事だなと再認識させられました)。

 

 以前は鉄筋コンクリート造りで、今は古い木造家屋なのにもかかわらず、体感的にはまったく逆なんです。

 

 息子のたっぷり寝て、たっぷり遊ぶ姿を見ているのはうれしい限りですが、大人は大人の事情である程度形が出来ていないとダメなんて、子供のようにその時その時を素直に楽しむという余裕が無いんでしょうね、、、。

 

 私も以前の住まいより1時間以上早起きとなり、朝は東向きのお庭で朝日を浴びることが出来てとても気持ちがいいのですが、ひとたび部屋に入ると導線にまだ馴染みがないことで、出勤するための準備に手間取っています。

 

 妻も同様に「これはあそこかなぁ」とか、「やっぱりこっちがいいのかなぁ」とか、しきりに部屋を移動して落ち着かない様子です。

 

 そんなこんなで、まだまだ新居での私たち夫婦の生活スタイルは決まっておりませんが、通勤途中に車窓から見える風景は緑が多く、池などもたくさんあるので優しい風景が目に入ってくるのはうれしいです。

 

 そんな風景を見る度に「今度ここに連れてってあげよう」とか考えていると幸せな気持ちに変わります。

 

 1時間ほど電車に揺られ、緑豊かな町から灰色の街(別に悪口ではなく、都会って事です)に変わった瞬間に気分は少し滅入りますが、滅入るのは仕事が絡むからなんですかねぇ。

 

 仕事がイヤになった訳でもないですし、今の会社もたくさんの良い仲間もいますし、辞めたいとはひとつも思いませんが、何かゴールが見えない現状に本当に疲れている気がします。

 

 やはり、仕事もプライベートも心に余裕がないとダメですね。

 

 店舗勤務の時には味わえなかった大型連休ですが、現在本社所属の私はカレンダー通りに休みが取れます。

 

 まぁ現状がこんな感じなので旅行とかは無理かと思いますが、連休で心と体をリフレッシュしつつ、息子と思いっきり遊んであげたいなと考えています。

 

 一度行ったところ、初めて行くところの区別はすでに息子は理解していますから、今回の新しい町の新しい場所を開拓し、息子のテンションを上げてあげることで、私も相乗効果を得られるのかなと思います。

 

 気持ちを豊かにするためにも「早めに心に余裕を作るぞ!」と思いながら通勤電車にて書きました。

 

 本日も長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!