ある男の幸せ追及と子育て日記

元役者で転職15回、結婚4回、50歳を過ぎて初子育てと、何かと波乱万丈な人生を歩んでいます。子育てや所感を中心に人生の幸せを追求していきます!

息子と遊ぶ積み木のよう!?

 去年から一年以上続いている新型コロナウイルスですが、またここへきて感染者がかなり増えてきましたね、、。

 

 私的には感染者の増加よりも、重症者の割合が重要だと思うのですが、医療現場では逼迫状況になっていると報道されておりますし、それが事実であるならば、3回目の緊急事態宣言も致し方ないのかなと思います。

 

 何か色々と足並みが揃った感覚がなく、場当たり的な施策を行っている雰囲気が漂っていて、非常に振り回されている事に正直疲れてしまいました。

 

 旅行業界で、一年の間で稼ぎ時でもあるゴールデンウィークですが、このままですと去年の二の舞になるのは容易に予想出来ます。

 

 今年に入り旅行会社に営業に行っていても、世間の状況が状況なので、ネガティブな風にみなさん捉えておりますし、私としても同様の考えから簡単には抜け出せない気持ちです。

 

 昨年から我々の業種は特需といったものは全く無く、ただただ我慢に我慢を重ねて営業している状況です。

 

 私はそんな状況が不安だったこともあり、固定費の見直しで、家賃を今までの半額のところに引越しましたが、本来なら家賃云々よりも暮らしに安心出来る材料が欲しいのが本音です。

 

 今のこの状況が永遠に続いていくのであれば、間違いなく会社は倒産もしくは買収されるでしょうし、買収とかになれば私くらいの年齢がリストラの対象として真っ先に白羽の矢が立つと思われます。

 

 今週末にも大阪で再々々の、緊急事態宣言が出されそうですが、今回は企業への休業要請もお願いするといった内容の記事でした。

 

 ようやく大半の企業も出張を再開したばかりだったのに、もしこの内容が事実だとすれば、また出張者も動かなくなる可能性があります。

 

 我々の業界で先々の予約をオンハンドと言いますが、最近ジワリジワリと折線グラフが上昇していたにも関わらず、大阪での感染者が増えたとニュースが報じ出した頃から、またグラフが下降の一途をたどってきました。

 

 私が獲得した案件も再びキャンセルになり、また新規案件を探さなければなりません。

 

 もちろん営業職ですし、それが私の仕事なのでそこについては仕方ありませんが、今まで積み上げたものが何一つ残らないことってどうなの?と感じます。

 

 今回のウイルスはあえて誰が悪いとは言いません。

 

 国民全員が被害者なのは間違いない事実ですし、特定の誰かを責めるつもりもありません。

 

 宿泊業に携わる人間として言ってはいけない台詞だと思いますが、正直この状況下でGoToの再開も現時点では望んでいません。

 

 金沢の店舗にいる時に、とある放送局のインタビューを受けたことがありました。

 

 新型コロナウイルスが流行り出したばかりの時でしたが、そのインタビューで答えたことに今の気持ちも全く変わっておりません。

 

 その台詞の一部ですが、こういった内容です。

「せっかく楽しみに金沢にお越しくださったのに、普段通りに金沢を満喫してくださいと言えないことが私どもとしても非常に心苦しいです」と私は言いました。

 

 確かにホテル側の人間として売上が立つのであれば、それはそれで問題ないかもしれません。

ただその考えだと、私が普段から思う接客業の本来の在り方から外れてしまいます。

 

 基本的に自分さえ良ければという考え方が嫌いな私なので、そこは持ちつ持たれつになっていなければ、自身のポリシーに反してしまいます。

 

 このことを踏まえ、私がこの業界にいながらもGoToの再開に反対なのは上記の理由からです。

 

 「お前、甘っちょろいな。いい年して」という声も聞こえてきそうですが、それが私ですし信頼関係を軽く見るようであれば、私の中では人として終わったなと感じます。

 

 まぁこんな考えだから、どの会社に行ってもせいぜい係長どまりなんでしょうけどね、、。

 

 なので、みなさんが安全安心に旅行を出来る世の中になってから、再開するべきだと私は思います。

 

 気ばっかり使って旅行したとしても、楽しめないですしね。

 

 まぁ予算の関係とか、色々な大人の事情があるんでしょうが、どうにかならないもんですかね、、。

 

 話は変わりますが、先日息子と積み木で遊んでいました。

 

 私が積み木を積み上げると、息子は手を叩いて喜ぶのですが、ある程度積み上げると今度はそれを破壊します、、。

 

 そしてまた根気強く積み上げるのですが、結局また破壊されてしまいます。

 

 その状態を見た時に、本日の内容のようなことが浮かびました。

 

 息子と遊ぶ時のように、仕事も根気強くいくしかなさそうですね。

 

 本日も長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!