ある男の幸せ追及と子育て日記

元役者で転職15回、結婚4回、50歳を過ぎて初子育てと、何かと波乱万丈な人生を歩んでいます。子育てや所感を中心に人生の幸せを追求していきます!

小学校時代(暗黒の時代から感じた事)

 通常は何も考えず楽しい思い出にあふれた時代のような気がしますが、私の場合は脳が完全に封印しているのか、その時代の記憶がほとんど無いです。

前回お話しさせていただいたように、子供の頃は特にコミュニケーション能力が低く、周りと溶け込めない子供でした。

小学校3年生の時に初めての友達ともいえる友人ができ、彼に誘われ色々遊んだ記憶はうっすら残っています。

彼から漫画を読む事の楽しさや、外で遊ぶ事の楽しさを教わったといっても過言ではないかと…。

ただそんな彼も小4の時に母親を亡くし、高学年に上がる頃にはだいぶ性格も変わってきて、それからどんどん疎遠になった気がします。

 小学校の高学年に入るとなぜかいじめを受けるようになり、非常に辛い日々を送っていました。

誰かを押しのけて率先するとか、目立つとかもなかったので、なぜ受けるようになったかは思い当たる節はないのですが、5年生と6年生の2年間は自分の中でかなり苦しんだと思います。

今考えると、人には溶け込めない性格でしたが、非常にマイペースな性格なので集団の中では浮いた存在になっていた事が周りからすると気に食わなかった人もいたかもしれません。

集団の中で集団に添い、狭いコミュニティの中での孤絶した人間は今も昔も変わらず排除したがる人はいます。

昭和は何かをみんなで成し遂げるのが当たり前の時代でしたし、学校での教師の暴力や権力は絶対でしたし、親もどちらかというと先生が言うなら先生が正しいといった雰囲気でした。

先生の存在価値以外は今もその風潮は残っているかと感じますが、昔に比べたら個人個人の尊重が重要視されてきた気がします。

この文章を書いていて私が転職が多いのも、その性格が起因しているような気がします。

結局自分がやりたい仕事内容よりも、職場の人間関係で左右されますね。

 

 話は戻りますが、状況が一変したのは6年生の時で、体育館の中だったと思いますが当時番長格だった男とお付きのような2人のからかいが始まりました。

体育館の中で殴る蹴るを受け、床に倒れこみ天井を眺めていました。

そこで何か自身の中でたががはずれ、気付くと声を上げながら番長の背中に向かっていました。

彼のほうが15cm以上背が高かった事もあり、後ろから飛びつき頭をつかみ体育館の床に頭をたたきつけました。すると彼は鼻血を出し床に倒れこんだ時点で先生に発見され保健室へ連れていかれました。

その事がきっかけで「あいつは怒らせたら怖い」という噂が流れ、その後いじめは全く無くなりました。

私は自身で何とかいじめを克服しましたが、私のようにタイミング良く克服出来る人は少ないかと思いますし、ひとりで悩まない事が大事ですね。

 私の父親は江戸っ子気質で非常に厳格な人だった事もあり、20才過ぎるまで普通の会話を交わした記憶はありませんし、一緒に遊んだ事もないです。

今は年老いたのか、頻繁に連絡をしてくるようになり普通に会話をしますが、当時は存在が恐くて恐くて仕方ありませんでした。

 反面教師ではないですが、私は息子が気軽に悩み事を話せる父親を目指そうと思っています。

 

本日も長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

幼少期について(息子を見ながら感じる事)

 私はもともと人とのコミュニケーションが苦手で、幼稚園に入園するまでほとんど記憶がございません。

ただ、幼稚園に入園してからも友達をつくれず、当時仕事に出かけていた母親が帰ってくるまで祖母の家でひとり遊びをしていた記憶が多少残っている程度です。

 

 幼稚園時代から車やロボットに興味を持ち(これだけなら普通の男の子ですけどね)、ひとり駐車場に出向いてはあらゆる車の外観や内装を覗いていました。

そこは今でも変わらず、余程マニアックな車でなければ世の中の車で車名が言えない車はほとんどありません。

 

 話は戻りますが、当時の軽自動車は排気ガスのにおいが独特で、その排気ガスのにおいが非常に自分の好みだったらしく、走り去る軽自動車を追いかけては排気ガスのにおいを嗅いでいた記憶があります。

普通車の排気ガスでは味わえないにおいでした。

今考えるとかなりあぶない子ですね(汗)。

あぶないついでで記憶をたどると、当時画用紙に絵を描いており、自分の中での流行は2体のロボットを左右に描き、互いにミサイルを出すのですが、ミサイルで壊れた部分を消しゴムで消し、むき出しになった中のメカを描いていた記憶もあります。

その日の気分でボディや手足をどんどん壊していき、左右どちらかのロボットがバランスが取れなくなると完全に消しゴムで消して勝ち負けを決めていました(あくまで自分のさじ加減ですよね…)。

うーん根暗…。

 

 私は長男で弟が7才年下なので、小学校に入学するまでは幼稚園のころ多少友達と遊んだ記憶もありますが、ほとんどひとり遊びだったと思います。

父親も高度経済成長時代のサラリーマンだったので毎日夜中に帰宅しており、母親は夕方まで仕事に出かけていたため、祖母と話す以外は完全にひとり遊びがメインになったと思われます。

 

 そんな私にも現在1才8ヶ月の息子がおりますが、私のように寂しい思いをしてほしくない事もあり時間がある限りは遊んであげています。

私も妻もどちらかというと活発なタイプではないのですが、息子は私のマイナス作用と妻のマイナス作用が重なり完全にプラスタイプになってしまいました。

まだ話も出来ないのに外でも奇声を上げながらキャッキャッと明るく人がいる方に向かって行きます。

あと、知らない人にもどんどん手を振り「アイアイ(多分バイバイの事かと)」と言いながら歩いていきます(妻と二人ですいませんすいませんと謝りながら散歩しています…)。

元気で明るいのとても喜ばしい事ですが、いかんせん51才…(身体が軋む)。

 

 話が逸れましたが、三つ子の魂百までと言います。

私の両親が決して愛情が無かったかというとそんな事は無いと思いますが、自身の幼少期を考えると幼い頃の記憶がほとんど無いので、のちのちボディブローのように社会不適合者のような道筋を私は歩いて行ってしまったのではないかと思います。

ですので息子にはまず遊んであげられるだけ遊んであげて、色々な体験をさせて上げたいですし、何より明るく元気に育ってくれればなと感じます。

のちのち話すつもりですが、私は根暗なので何かしら物事を斜めに見る癖があります(ただ根暗ならではのメリットも感じる機会も社会に出てからは多いのですが)。

息子には法に触れる事以外は色々なことや好きなことにチャレンジして欲しいので、これからの成長を楽しみにしつつ私も振り返りブログを更新して参ります。

 

長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!

50才 初子育てパパのブログ始動!

 本日よりブログを開設しました。

記事にご興味があればぜひぜひお立ち寄りいただければ幸いです。

 

 私は現在51才の会社員で、36才の妻と1才8ヶ月の子供(男の子です)と、決して裕福ではありませんが、老いた身体に鞭を打って子育てに奮闘しながら家族みんなで楽しく生活しています。

 

 サブタイトルにもありますが、過去を振り返ると非常に波乱万丈な人生を送ってきました(今までの順風満帆では無いので、これからも順風満帆とは言いきれませんが…)。

転職も12社目結婚も回目と、経歴を記事として載せていると完全な社会不適合者のにおいが漂っておりますが、ある意味当てはまる部分もあるかとは思います。

人生100年時代と言われ、ちょうど折り返しの時に子宝にも恵まれました。

年を取ってからの子供なので可愛くて可愛くて仕方がありません。

ただ不安として、資産家でもない私があと20年近く子育てをしなければならず、今までが今までだっただけに不安と期待が交錯している今日この頃です。

不安をかき消す意味でも、かなり遅いタイミングですが、ブログをアップする事で過去の振り返りを行い、自身がなぜ波乱万丈な人生を歩んでしまったかを追求し、子供の将来を担う責任が生じた現在、今後に向け色々と見つめ直したいと考えております。

 

スタートさせた理由として、息子と約50才離れている私が、私の人生をあえて世間様も目にすることができるブログに綴る事で、嘘偽りなく「パパの人生はこんな感じだったんだよ」と示したいなという理由で始めました。

今のうちなら記憶もありますし、これからいつ病気や事故に巻き込まれないとは言い切れません。

 

 私の場合は父親との関係が実家で一緒に暮らしている間はほぼ会話無しの関係でした。

父の過去も私が成人となってから少しずつ聞く関係にはなりましたが、父の父が離婚したため、厳しい親でいやでいやでしょうがなかった時代もありましたが、父も父で苦労が多かった過去を思い出したく無かったのかもしれません。

その父ももう数年経てば80才を迎えます。

最近会った時の口癖は「何だかんだ色々あったけど、お前も4回目の結婚でようやく子供が出来てお前の孫も見れたし、大きな病気も無かったし良かったな」です。

 

 私も人生紆余曲折があり、未だ先行き不透明な状況ですが、私も父のように最後は「良かった」と言える人生にしていきます!

 

もしお立ち寄りいただき、知らない人間の人生なんて興味無いよと思われる方も多いかとは思いますが、「人生ってそうだよね」とか「あーその気持ち分かるな」と少しでも共感いただければ幸いです。

 

これからよろしくお願いします。