妻と息子の闘い
前からブログでお伝えしておりますが、我が家の元気いっぱいの息子は1才10ヶ月でイヤイヤ期の真っ只中です。
最近私が仕事から帰宅すると、イヤイヤ期の相手を常にしている妻と息子が仲良く過ごせたか、それとも過ごせなかったかという感じは帰った時の雰囲気で分かります。
揉めた時は妻は妻で私に息子の事を言ってきて、息子は息子でまだ話せませんから、ひたすら私に甘えて近づいてきます。
ある意味人気者のようでそれはそれで頼りにされているという事ですから、うれしいのはうれしいのですが、帰って早々全くのんびりは出来ません。
私も人間なので仕事で疲れて帰る日も多いのは多いのですが、帰ってからすぐに息子を抱っこしながら(身長は約90cmで体重は15キロあり、大きめです)、スーツ姿のまま着替えも出来ない状態で妻の話を聞くのは辛いと言えば辛いです(私も51才ですしね、、、)。
ただそこは一家の主として職務?を全うします。
帰ってから雰囲気が悪いといつも思うのですが、妻と息子は何で揉めるのだろうと?
揉めるといっても息子は話せませんから、息子のわがままな行動に対して妻が息子を軽く無視する程度なのですが、息子は息子で負けておらず、妻の様子を伺いながら自分の要求を身体全体で表現している状態です。
私は息子と今まで一度も揉めたことはないですし、むしろ楽しく過ごすことが多いです。
確かに妻のように1年365日ずっと息子と共に過ごしている訳ではありませんから、妻が不機嫌になる確率は私よりもはるかに高いとは思います。
そこで先ほどの疑問に戻りますが、何で揉めるかっていう理由が分かりました。
それは妻と息子は同じ性格だからです(見た目も妻の子供の時にそっくりです)!
お互い似たもの同士なので、しょっちゅう揉めるんだろうなという私の見解です。
妻が大人なんだから、子に譲ればそれだけの事ですが、毎日の事ですし妻は妻なりの理由もあると思うので、妻にその事はあえて言わないようにしています。
お互いがお互い譲れないポイントが一緒なので、どちらかが譲歩しないといけません。
どちらも譲歩しなければ理解しあえることはありえませんし、むしろ段々悪化していきます。
妻は妻で息子に入って欲しくないテリトリーがあると思うのですが、息子はそれを気にせずバンバン土足で踏み込んできます。
例を一つ上げればトイレです。
私がトイレに入ると息子が必ず一緒に入ってきますが、私は息子が入ってきても拒否せず一緒にトイレで私が用を足すまで過ごします。
妻はそれを断固拒否し、息子が入ってこないよう内鍵をかけます。
するとドアが開きませんから、息子がその場でギャーギャー騒ぎそのあと機嫌を損ねます。
その息子を見た妻も機嫌を損ねてしまうので、お互いただただ嫌な思いをするという訳です。
洗面所やお風呂でも同様の事が我が家では良く起こります。
先日妻の実家に遊びに行ったのですが、お義母さんが妻の小さい時のことを話してくれて、今の息子と全く一緒で自分が今これやりたいと思ったらテコでも動かない性格だったそうです。
妻はうまいこと記憶を消し去っているようで、自身では「おとなしくて良い子だった」と言っています(笑)。
私の場合は親に聞いても「あんたは手がかからなかった。なんせどこに行ってもおとなしくしてるし、移動の時はすぐ寝るし本当に楽だった」と言っています(私がいい子だったと自慢しているつもりはございません)。
むしろ私の7才年下の弟が今の息子と同じような感じでした。
私としては自我が強い方が将来のためにはいいかなと考えております。
話が逸れましたので本題に戻します。
ただそこは親子です。
妻も息子も揉めたあと時間が経つと、何もなかったかのように元に戻ります。
先日の夜も妻が「本当にむかつく!」と怒り心頭だったので、私は仕事から帰って疲れてはいましたが、夜8時頃から妻を別室で休ませ、息子とひたすら遊んで過ごしました。
息子もイヤイヤ期なので、セオリー通りなかな寝ません。
先日も夜の11時過ぎまで目をこすりながら私の膝元に座り、積み木やミニカーで遊んでいました。
息子も妻とケンカしたことを気にしてか、普段なら妻がいる部屋を見に行くのですが、昨日は一切行きませんでした。
ただ、時折部屋の方を見ては気にしている感じでした(赤ちゃんといえば赤ちゃんなのに、そういう考えするんだと感心していました)。
妻もひとりでゆっくりし、さすがに息子が寝ないといけない時間だということで、11時過ぎに私と息子がいる部屋に来ましたが、すっかり気分も良くなったようでした。
息子も初めは妻の表情を見て様子を伺っていましたが、いつものママに戻ったと感じたのか妻の元に笑ってすり寄って行きました。
色々な事がありますが、やはり家族っていいですね!
困難を乗り越えていけば絆もさらに深まる気がします。
そんなこんなで明日からも頑張ろうと思った私でした。
本日も長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!