ある男の幸せ追及日記

元役者で転職15回、結婚4回、50歳を過ぎて初子育てと、何かと波乱万丈な人生を歩んでいます。所感を中心に人生の幸せを追求していきます!

またまた引越し!?

 前回、石川県金沢市のホテルに配属されたお話をしました。

 

 以前引越し貧乏というお話をしましたが、今回また引越しが決定しました!

 

 昨年の春まで金沢のホテルで支配人として働いておりましたが、子供が産まれたことで妻の地元である福岡もしくは実家に近い九州への異動を希望していて、それが昨年無事叶い、昨年の4月末に福岡へ引越してきました。

 

 ただ引っ越したものの、残念ながら私が着任予定だったホテルがコロナ禍の中でオーナーチェンジがあったため、ホテルの話は頓挫してしまい、私の昨年は休業続きの日々でした。

 

 週2回の勤務以外は休業もしくは公休日だったことで、子供が初めて自身の力で立つ瞬間や初めて歩くところなど、本来仕事に行っていたら見られないだろう出来事を目の前で見る事ができ、それはそれでプライベートとしてはとても有意義な時間を過ごすことも出来ました。

 

 しかし我々宿泊業の業績は軒並み悪化の状態をたどり、旅行会社や他ホテルも倒産する事態となり、まだまだ予断を許さない状況が続いております。

 

 そういった背景もありボーナスも無かったため、昨年度の収入は前々年に比べ大幅に下がってしまいました。

 

 昨年から副業も解禁されはしましたが、時間的に確実に副業に費やせる時間も不明確なため、そこはなかなか思うようにはいきません。

 

 子供もまだ1才10ヶ月ですし、乳離れもしていない状況で保育園に預けるのもかわいそうだなと思い、現在我が家は一馬力で家計を賄っています。

 

 昨年確かに何か余裕が無いなとは思っていましたが、源泉徴収票を見て「なるほどね!」と数字を目の当たりにし、苦しい意味を理解しました。

 

 そこで!

 

 結論に至ったのが固定費の削減です。

 

 よく無駄と言われる通信費ですが、スマホのプランは私妻ともに一番安いプランですし、外食もせいぜい週1回でそれも1,000円以上1,500円未満程度です。

 

 保険も高いものには一切加入しておらず、なかなか削るものが見当たりません。

 

 そうなると白羽の矢が立つのが家賃だったわけです。

 

 現在、駅から徒歩15分の2LDKの賃貸物件に住んでいますが、昨今の福岡の人気上昇ぶりから以前私が住んでいた時より1万円ほど相場が高くなっております。

 

 現在の家賃は光熱費を入れると11万円から12万円ほどかかり、家賃のみではありませんが光熱費を含めると、本来の目安とされる収入の1/3を優に超えてしまいます(昨年から昇給も絶賛ストップ中です)。

 

 そこで今回思い切って来月に引越しをすることにしました!

 

 「結局引越し代を払えば意味がないんじゃない?」という声も聞こえてきますが、そこはしっかり計算済みなのでご安心下さい!

 

 今回住む予定の物件は何と今の家賃の半額なのです!

 

 通勤時間は1時間ちょっとかかりますが、会社は交通費を全額支給してくれるので、そこの心配はいりません。

 

 よく本などに仕事が出来る人間は会社の近くに住み、時間を有効に活用する等書いておりますが、そこも気にしません。

 

 なぜかというと今回の最大のテーマは「家族の幸せ」を第一に考えているからです!

今度の物件は一戸建ての賃貸で、そこそこ広いお庭付きです。

 

 当初希望していた物件はその一戸建てと同じ家賃で、通勤時間も短かったのですが、その物件を見に行った際にうちの息子に異変が起きました。

 

 それは何かと言いますと、ひたすら延々と泣き叫ぶのです。

 

 まだ話せない息子は私に必死にしがみつき、しきりにその家から離れた方を指差してそこを回避しようとします。

 

 最初はただ単に不動産屋さんが知らない人だし怖いのかなとも思いましたが、そこまで人見知りでもない息子が延々に泣き続けるのは今まで一度も見たことありません。

 

 家の中に無理やり子供を抱いて入ったのですが、家の中でも一向に泣き止まないうえ、外の方を指差して早く出せといわんばかりの雰囲気です。

 

 何が言いたいのかといいますと、息子には多分見えたんだと思います。

 

 「霊が」

 

 確かにその物件って墓地が裏にあるんです。

 

 異常なまでに泣く息子に、私と妻はその物件を諦めたのですが、そこで不動産屋さんがひとこと言ってきます。

 

 「ここから離れますけど、同じ家賃でお勧めの物件がありますけど見てみます?」と。

 

 せっかく遠くまで来たし、妻と話した上そこも見てみようとなりました。

初めに見た物件から電車で30分ほど遠くなるのですが、その物件に到着するなり息子はさっきと打って変わって明るさ満点なのです。

 

 初めて来た家と思えないほど普通にひとりで玄関を上がっていき、部屋中を喜びの声を上げながら駆け回り、テンション爆上がりでした(笑)。

 

 平屋の建物ですが、ひとつひとつの間取りが大きく、長い廊下と全面採光でめちゃくちゃいい感じです。

さっきまで泣いていた息子が信じられない位の笑顔で、庭や廊下を駆けずり回る姿は、私をとても穏やかな気持ちにさせます。

 

 さらに妻を見ると妻も笑顔で立っており、あちこち興味深く見回っていました。

 

 私は心の中で「あぁこれは気に入ったな」と思いました。

 

 妻に聞くと案の定「私はここに住めたらうれしいけど、通勤大丈夫?」と言います。

 

 そこで私は「〇〇(息子)と〇〇(妻)のそんな嬉しそうな顔を見てしまったし、通勤頑張るよ!」とあまり深く考えずに言ってしまうのです。

 

 築年数は古いですが、水回りや床も張り替えられれており、庭の他にも物置や車庫も付いており、それで家賃が今の半分なのでコスパは抜群の物件だと思います。

 

 確かに私の通勤時間は長くなりますが、そこは好きな読書でもしようかと考えております。

 

 あと家族の幸せ以外でそこに決めた理由がもうひとつあります。

 

 それはリスク回避です。

 

 本当に今、どの業種も厳しくて危うい状況かと思いますが、我々の業界はここ1年以上赤字続きです。

 

 どんなに早い段階でも回復するのに最低で2年はかかるかと思います。

 

 いざ会社が急な倒産や買収される等になったとしても、この家賃ならいざという時に何でもすればどうにか凌げるし、家族を路頭に迷わさなくても済むかなという理由もあります。

 

 もちろんそういった事にならないのが一番ですけどね。

 

 そういうネガばかり考えていてもしょうがないですし、今は息子のために庭に砂場を造ってあげようかなとか、夏はビニールプールを置いて遊んであげようとか、家庭菜園でもやってみようかなと幸せな妄想もしています。

 

 完全に元の社会に戻るのはこの先なかなか難しいかと思いますが、早い段階でみんなが安心して暮らせる世の中に戻るといいですね!

 

 本日も長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!