ある男の波乱万丈人生の幸せ追及日記 ~愛する息子に捧ぐ~

元役者で転職12回、結婚4回、50才過ぎて初子育てと、何かと波乱万丈な人生を歩んでいます。過去を振り返り、これからの人生の幸せを考えて行きます!

福岡での再々出発!②

 さて前回の続きです。

 

 新たなコールセンターの立ち上げに向け、福岡から札幌のコールセンターまで研修を受けに社員、契約社員、派遣の私の3人で向かいます。

内容的にはあるカードの切り替えについてのコールセンターで、先だって札幌が行っていたため札幌にレクチャーを受けに行くのが目的でした。

 

 初めて北海道の地に降り立ったのですが、着いたのが夜だった事もあり、あまり景色を拝むことは残念ながら出来ませんでした。

千歳空港から札幌市内まで電車で向かったのですが、その際にある事に気づきます。

 

 契約社員の女性は社員の男性には笑顔で話しかけているのですが、私とは一切会話をしようとしません。

社員の男性は私が他の派遣会社から来ているのを知ってか、非常に気遣って色々と話して下さるのですが、契約社員の女性は私がその男性と話をしている時は他を眺めており、一切興味がないという雰囲気を醸し出していました。

 

 推測ですが「何なの!この派遣のおっさん」と思っていたと思います。

 

 その日は宿泊先のウィークリーマンションに直行し、夜は3人で明日から頑張ろうという激励会のようなことを行いました。

その会でも女性は福岡のコールセンターでの過去の出来事を話したり、何か人間関係の悩みのようなことばかりを話していて、私は頑張っていますよというアピールと、男性社員に媚びを売るような会話ばかりをしていました。

 

 話題が私の話題に及ぶと電車の中と同じく、興味ないオーラが全開です、、、。

私は「うぁーこの人と一緒で大丈夫かな、、、。」と不安しかありませんでした。

過去に多くの転職を繰り返している私ですが、その繰り返してきた結果、相手の初動を観察すればこの人は私に好意的なのか敵意をむき出しなのか、もしくは普通なのかを当てる自信はあります。

 

 「これは敵意むき出しのパターンか、、、。」

 

 そんなこんなで会も無事お開きとなり、翌日から研修がスタートとなります。

研修期間は2週間ですが、実質休日を除けば10日間の研修です。

まずそのコールセンターの概要を勉強し、あとは細部の知識を詰めていき、最後に実際受電も体験し、覚えていくパターンです。

 

 意外と覚える事は多く、また今回は自身が学んだ内容を新しく募集をかけて集まったオペレーターの皆様に落とし込んでいかないといけないため、私は宿に帰ってからもノート(資料は持ち出せないので)を見て復習し、ここはこう説明した方がいいなとか、ここは何回かに分けて説明をした方がいいな等を考えながら、自身にインプットし、人にアウトプットするイメージで覚えていきました。

 

 1週目の休日はあまり余裕が無く、札幌市内を少しだけ散策しました。

最後の休みに関しては自身に少し余裕も出来たため、せっかく来たのだから遠出をしようと札幌駅に向かいました。

 

 ただここは北海道

 

 完全になめていました。

 

 路線図で見たこともない金額が出ているではありませんか。

派遣で働き始めてまだそんなに経っていない私には特急など乗る余裕はございません。

鈍行で行くにも時間がかかるし遠いし、切符代もかなり支払わないといけないため、遠出は諦めました。

最初は諦めて札幌駅周辺の観光をしていましたが、せっかくの機会だし、やはりどこか別なところも見てみたいなと考えます。

 

 駅に戻り路線図を改めて見た私は行先を札幌から比較的近い小樽に決め、小樽まで観光に行く事にしました。

 

 小樽であれば快速にも普通運賃で乗れるし、時間もお金もかかりません。

非常に天気の良い日でしたし、ワクワクしながら小樽へと私は向かいます。

 

 途中の車窓から見える樹木でさえも今まで見たことがないものばかりで、また家の造りも2重扉や煙突、何か童話に出てくるようなかわいい雰囲気の家など、そういう景色を見ているだけでも北海道に来て良かったと感じていました。

 

 ただ小樽が近づくにつれ雲行きが一気に怪しくなります。

もう少しで小樽駅というころ、あたりは一面真っ白に変わり、雪もかなり降っています。

「んー。ちょっとやばいかな。」心でそう思うのですが、思ったのが良くなかったのか本当にやばい状況に変わるのです。

研修に行ったのは11月末でしたが、まだそんなに大雪は降らない時期だと事前に調べてはいました。

当日の札幌市内は晴れており、雪も全く積もっていませんでした。

 

 なのになのに、小樽駅に着いた私を待っていたのは猛吹雪です。

あたり一面何も見えない状況で、ホワイトアウト状態です。

これはまずいと考えた私は駅構内のみを見て回り、駅の観光案内の写真の数々だけ眺めてそそくさと札幌方面に戻りました(これだとネットで充分な気がしますが、行ったことに意義があると思うしかないです)。

 

 自然の脅威って改めて恐ろしいと感じる瞬間でした(ましてや雪の本場北海道)。

 

 ただせっかく出かけたことに何か成果を残したいと諦めきれなかった私でした。

札幌方面に向かい、空も徐々に明るくなり、雪が落ち着いてきたなと思ったところで、知らないある駅で途中下車します。

感覚だけで選んで降りたため、駅の正式な名前は憶えておりませんが、札幌から少し離れたベッドタウンのような町でした。

 

 そこで降りた私ですが、寒かったのとお腹も減っていた事もあり、何か食事が出来る店を探しながらあてもなく歩き出します。

駅から20分弱歩いたところに、住宅街にほどなく近い場所で営業している、いかにも地元密着といった雰囲気のラーメン屋さんの看板を目にします。

何か導かれるように店内に入った私でしたが、お客は誰もいません。

「大丈夫かな?」と思いましたが、これがまさかの大当たりでした。

 

 北海道といえば味噌かな?と勝手に考えオーダーしたのですが、目の前に出てきたラーメンに私は驚きを隠せませんでした。

それはまるで富士山のようなきれいな肉入りの野菜炒めの山となり、どんぶりに鎮座し、そのきれいな山が周囲をすべて埋め尽くしているではありませんか!!

「これで700円???」

もやし中心の家系と違い、店主が炒めた数種類の野菜と肉がふんだんに使われていて、食べても食べても野菜が減りません。

麺は中太麺で、中にもしっかりチャーシューも入っています。

また、食べるのに時間がかかるのを計算してかしてないかは不明ですが、麺に到達した時に麺が伸びていないのです!

今まで食べた事のない風味は濃厚だけどさっぱりした味噌スープ、そこに中太麺がよく絡み私の喉に伝わってきます。

 

 夢中で食べ続けました。

 

 そして私は今までにない最高記録を出すのです。

ラーメンを完食まで40分以上!

そのくらいボリューミーでとても美味しいラーメンでした。

色んな具材のおかげで味が一辺倒にならないため途中で飽きないんですね。

 

 ここで追記しておきますが、私が行った時間は15時台で、食べている最中にどんどんお客様が入店しておりました。

やはり地元の人気店だったんですね。

 

 何かグルメレポートになってしまったので話を戻します(読み直すと恥ずかしいなこれは)。

 

 最後の休みも終わり、受電研修も終わった我々は研修最終日を迎えます。

当初は契約社員の女性がメイン講師で、アシスタントが私の予定でした。

ただそれが最終確認テストの結果と、研修の受講状況を見て、流れが変わります。

何と男性社員が私をメイン講師に抜擢するのです。

 

社員さん「〇〇さん、今回すごく頑張ってくれてありがとうございます。オペレーターさんの研修のメイン講師をお願いしたいのですが、どうですか?」と。

 

私「ありがたいんですけど、私で大丈夫ですか?」

 

社員さん「いえいえこのコールセンターを成功させるために、ぜひお力を貸して下さい」

 

私の心の中「んー。あの女性怒るかな?大丈夫かな?」

 

社員さん「ぜひぜひ何とかお願いします」

 

私「私で良ければ頑張りますので、お願いします」

 

社員さん「じゃ決まりですね。良かった」

 

 そのあと、社員さんが契約社員の女性に対し「〇〇さんもその方が他の準備に注力出来るだろうし、助かるでしょ?」

契約社員女性「確かに〇〇さんのおっしゃる通りで、私は全体の管理とログ(簡単に説明すると、オペレーターさんが電話で受けたお客様とのやり取りの音声会話を簡潔な記録としてまとめ、それをクライアントさんに提出する資料作成の事です)がメインですし、〇〇さんが私の代わり講習をやってくれるなら、私は他の事でも忙しいので助かります」としきりに言い訳していました。

 

 ただその表情は引きつり、完全に目は笑ってなかったですが、、、。

 

 結局この事が原因となり福岡に帰ってからの私に対し、あらゆる嫌がらせ行為を仕掛けてくるのでした。

 

 また次回お話させていただきます。

 

 本日も長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!