ある男の波乱万丈人生の幸せ追及日記 ~愛する息子に捧ぐ~

元役者で転職12回、結婚4回、50才過ぎて初子育てと、何かと波乱万丈な人生を歩んでいます。過去を振り返り、これからの人生の幸せを考えて行きます!

初めての結婚からの初めての離婚

 私の中では結婚生活は順調にいっていると勝手に信じておりました。

結婚から半年経ち、その時に初めて妻の異変に気づくのです。

ある日仕事を終えて家に帰ると、妻が家にいません。

当時は携帯電話がようやく普及した時代で、妻の携帯電話に電話をしましたが、もちろん出るはずもなく、何度かけても同じでした。

ひどく落ち込んだ私は、色々考えましたが、当時の私には自身の悪いところなど思いつくはずもなく、そこから1ヶ月半ほど時が流れました。

 

 私は妻が失踪してから、17kgほど体重が落ち、もともと60kg台あった体重が40kg台まで落ち、激痩せしていました。

やるせない時間を過ごしていたある日、仕事を終えて自宅に帰ると手紙が届いておりました。

手紙には私と別れて欲しい旨の記述と、離婚届が1通入っており、役所に提出して欲しいとの申し出が最後に記してありました。

 その事に素直に承知出来るはずのない私は、しばらく放っておくことにしました。

なかなか離婚に応じない私にしびれを切らした妻は、それから半年ほど経ったある日自宅ではなく職場に現れました。

 

 仕事を終え、ある喫茶店に入った2人でしたが、妻に涙ながらに懇願された私は離婚届を出す約束をし、その場を別れました。

 

 妻が離婚の原因に至った背景を真剣に考えた私は、色々なことに徐々に気づき始めたのです。

確かに結婚生活は順調にいっている感じはしておりましたが、あくまで私の自己満足であり、妻に対しての思いやり等は表面のみで、きちんと話を聞いて上げてなかったと思います。

 

 お金は2人で決めた額を当時夫婦名義で作れる口座があり、そこに毎月入金していました。

ただ、残ったお金は何も考えず無駄遣いし、ボーナスが入れば妻に相談もせずに高級時計を購入するなど、今考えても非常に勝手な考えでした。

さらに何か都合が悪くなると妻に対して「俺は自分と結婚するために役者を諦めたんだからいいでしょ」と全てを妻のせいにし、いつも逃げていた気がします。

 

 非常に真面目だったし、気が利く人でしたし、とても勉強家だった妻でしたが、その良さを潰すように、私の勝手ばかりを押し付け、知らず知らずのうちに妻の心を踏みにじっていたんだと思います。

 

 浮気はしないし、酒は飲まない、ギャンブルもしない。

確かにそうです。

ただ、そんなことでは無いと色々気づくのです。

妻がせっかく料理を作って待っていてくれているのに、友人と勝手に出かけて連絡もしない。

今考えてもひどい男だと感じます。

多分自分の中に「俺は役者を諦めてお前のために結婚してやった」という気持ちが見事にエゴとなって出ていたんだと思います。

 

 結婚時は私26才、妻22才でしたが、22才の妻の方がよっぽど大人だったんだと思います。

 

 しばらくして離婚届を提出し、妻に連絡しました。

離婚してからは逆に妻も安心したのか、しばらくの間はちょくちょく連絡を私にしてくれるようになりました。

私の中ではもしかしたら復縁出来る機会もあるかもしれないと勝手なことを想像しておりましたが、それを察したのかある日食事に元妻といく約束をしていたのですが、待ち合わせ場所にいっこうに現れませんでした。

 

 その後全く消息は分からず。

そして私の最初の結婚にピリオドが打たれました。

付き合った期間が4年半に対し、結婚期間は事実上わずか半年でした。

 

本当にバカだった26才の私でした。

 

本日も長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!